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2024年03月13日

2死からの・・。


「2死からの失点」・・。けっこう、そんな場面に遭遇する・・。

無死満塁の最大のピンチを迎え、ある程度の失点は覚悟しなければという状況。
そんな場面にベンチもピッチャーは開き直っていくと、案外2死までこぎ着ける。
しかしあと一人に対してワイルドピッチなり、守備陣のエラーが出たりして・・。
結果、失点してしまうパターン・・。「せっかく2死までいったのに・・。」なんて、
悔やむことってないだろうか・・。

また、2死まで簡単にアウトを取っているものの、2死から簡単にランナーを許し、
次に長打を打たれ失点。その後ピッチングが乱れ、大量失点につながることは多々。
振り返れば、「おいおい2死ランナー無しからだぞ~。」と呆気に取られる始末。

まさに・・。あと一人を抑えることがいかに難しいことか、痛感させられるのだ。





しかし本当の大きな問題は、「2死から失点」した後の話なのだ・・。

例えば、2死からピッチャー自身のエラーでランナーを許す。
ピッチャーはガッカリしたのか、突如リズムを乱し、四死球の連続で満塁・・。
そうなると悪い流れは止まらない・・。守備陣のエラーも相まって歯止めが聞かない。
結局、2死から1点どころか、大量失点の大炎上・・。かける言葉もない・・。

ま、確かに2死ランナー無しからの失点は痛かったが、何よりも痛いのは、
その時にピッチャーに励ましの声をかける子供らが誰一人のいなかったってこと・・。
ミスのあと、四球を繰り返すピッチャーを安心させることができなかったのだ。

誰かがエラーし、誰かが励ます、あるいは失点したことで気持ちが消沈する。
それを解消することができなかったのが残念でしょうがないのである・・。
「2死から失点」することはダメージが大きい。そんな時こそお互い励まし合い、
そのダメージから脱出する手法を学ばなければならないのではないだろうか。

「2死から失点」を与えない意識を繰り返すことで、ワンプレーの大事さを
身につけるという個々のスキルアップも図りながら、チーム全体でピンチを
脱する術(すべ)も身につけていきたいのである・・。

すれば、自ずと「2死から失点」どころか不要な失点を回避できるようになる、
あ、いやいや、もっと大きな力を手に入れることができるかもしれない。

難しいことだとは思うが、野球入り口のチビッ子たちだからこそ
肌で感じてほしいし、これから野球を続けていくうえで重要なことだと
自然に認識していくことを期待しているのだ・・。

「2死から・・。」のあと、どう立て直していくか?
ピンチを全員で乗り切る、チャンスを全員でものにしていく、
一人ではどうしようもならない時、みんなの力を結集させることが
何よりも「2死から」の一番の対策ではないだろうか・・?


改めて・・。野球にとって何が大切か・・を考えさせられるのだ




  


Posted by UMUサン at 22:55Comments(0)