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2024年04月17日

どうしても走らせたい・・らしい。


少しくだらない話題で申し訳ない・・。

「まだ野球教えているの?」
今日一日の仕事を始める前、いつものルーティンで団体事務局にてコーヒーを
ご馳走になっていた時のこと・・。団体室のおばちゃんが尋ねてきた。
「うん。そうだけど。それが何か?」 ご馳走のコーヒーをずずず・・。
「局長はやらないの?子供ばかりさせて・・。」 もう一人のおばちゃん追撃。
「子供ばかりさせて~って。なんか無理強いのように聞こえるけど・・。」 反論
「だって子供ばっかり走らせたりして、監督は声出しているだけだし。」 強気。

「・・。」 何て言いぐさ・・とは思ったが、実際にそうだから口をつぐんだ。
そのおばちゃん曰く、自宅の近所で子供らが練習している風景をよく見るらしいが、
いつだって監督はグラウンドに仁王立ちし、子供らにハッパをかけているだけ・・。
「監督も走ればいいのに・・。」 そう思いながら見ているのだという。

「・・。」 ん?一理あるか?端からみてもそう思われているのであれば、
「監督も走ったら。」なんて子供らもそう思っているかもしれない。
あ、いや、子供らばかりじゃない・・。側で見ている父兄までも・・と想像すれば、
おちおちグラウンドに仁王立ちし、腕を組んでいられない。

「ま、健全育成の一環で野球をやっているし、その結果、上手になったりで、
 チームが強くなれば、さらに高みを目指すことにもなるし・・。」 少しモゴモゴ・・。
「つまりだ、子供らをサポートする立場であるから自分自身の技術向上ではなく
 あくまでも子供らにとって・・。」 モゴモゴ・・。もう~何を言ってもやられそうだ。

「当然、自分が現役のプレーヤーであれば練習するし、走ったりもする。
 子供らは現役なのでスキルアップのために研鑽するのは当たり前のこと・・。」
何とか話をまとめたいが、薄目で睨むおばちゃんには勝てそうにない。

「じゃあ~局長はプレーヤーにはならないの?」 新たな話題をぶっ込んできた。
「・・。」 何が何でも自分も走らせたいらしい・・。

「そりゃあ~興味はあるし、実際に一般のチームからもちょくちょく誘われる。
 ただね~子供らのことや大会運営等を取り仕切らないといけないので、
 自分がやるとなると時間がないっていうか、迷惑かけるっていうか。」 モゴモゴ。
「なんで、他にコーチとか父兄がいるでしょ。任せられないの?」 ぶっこんできた。
「まあ~指導者としてお願いされているので、そこは責任をもって指導を・・。」
「ふ~ん・・。」 納得しているのかしていないのか、またまた横目で睨んでいる。

「・・。」 何を言っても自分が走りたくない理由に聞こえるらしい(笑)・・。


そんな中、「還暦野球でもやらないか。」 最近、そんなお誘いも届き始める。
実際、子供らとの紅白戦や親子野球で交じってプレーするとワクワク感が出現する。
当然ながら若い頃のように体は動かないが、その年齢なりのレベルでやっても、
絶対に楽しいはず・・と想像することも確か。思わずあの時代にオーバーラップ。

そう・・。気持ちだけは、あの時代の頃のように燃え上がっているのである。


どうしても走らせたい・・らしい。


「そんな還暦野球の話もあったな。」 そのことを思い出し、おばちゃんに話す・・。
「還暦野球をやれば当然、練習もするし走りもする・・。そりゃ現役になるからね。」

すると、「え?還暦野球って練習しないでもいい野球じゃないの?」 だって・・。


「・・。」 ほんとにも。どうしても自分を走らせたいらしいな・・。







Posted by UMUサン at 22:15│Comments(0)
 
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