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2024年03月01日

別れの惜別と旅立ちの希望・・。


・・今日から3月(弥生)である。一年の中でも、最も別れと旅立ちが交錯する。

毎年、この時期になると何となく物悲しいような気持ちになったりするも、
また新たな旅立ちに希望が沸いてくる・・そんな予感に心が躍ったりもするのだ。


先だって、高校野球部の顧問をしている先輩と話す機会があった・・。
ま、偶然鉢合わせた飲み会の席であったが。

「あの子、外野の守備で背走したとき、ボールの追い方が非常にいいね~。」
「あのファーストしている左投げの子もなかなかグローブさばきが良い・・。」
「挨拶も立派だし、何事も前向き・・。学校生活もいいし。」そんな話が飛び交った。


そんな高校の先生方から「お褒めの言葉」をいただいた子は・・、
サンガーズや中学校時代、ほとんど試合に出ていなかった子たちである。
つまり、レギュラーではなかったような子供たち・・。

先輩はそのことを知ってか知らないか・・。何やら自分が褒められている気がした。

学童時代や中学時代にはなかなか力を出せなくて、悔しい思いを抱えつつも
高校野球では頑張ってほしいと応援していたし、夢の舞台へも立ってほしいと願った。
もしかしたら高校へ行ったら野球をやらないんじゃないかとの心配も浮かんだ・・。


マジに・・。子供らの成長は我らの想像を遥かに上回るんですよね・・。
高校へ行って、グッと大きくなって体力がついて見違えるほど上手になっているし、
そして何よりも野球に対する情熱が充実して・・。まさに高校球児である。

そんな高校球児時代って大きな進化を遂げていく時期だと思うし、
良くも悪くもいろんなことに興味を持って成長していくだろう・・なんて。

野球や部活のことだけでなく、勉強も学校生活も・・。
もしかしたら恋愛も体験していくなど、人生の中でも最も輝く時代の一つ。
そんな輝きを放つ中で、その成長は自分らの予想をはるかに超えていく・・。

そう・・。さらなる飛躍を目指してどんどんチャレンジしてほしいのだ。





この時期、卒業シーズン真っただ中・・。折しも今日は高校の卒業式であった。
・・巷には、別れの惜別と旅立ちの希望が交錯する。


卒業する頃はひと回り大きくなっているような気がしてならない。
次へのステージに向かい、気合いみなぎる雰囲気と希望の光を全面に醸し出して、
別れを悲しむよりかは、未来へ挑む旅立ちの方がはるかに勝っているのだ・・。

そう考えれば・・。悲しい別れと新たな旅立ちを見守る我々も、
「お別れ」で涙に暮れるよりも「旅立ち」に向かって祝福の気持ちでなければ。


まさに・・。彼らの前途に希望と幸が溢れれば・・と願ってやまないのだ。




  


Posted by UMUサン at 22:25Comments(0)