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2020年04月20日

「巨人の星的」関わり方の考察・・。


まあ~こうも部活動自粛の期間が長く(これからもまだまだ続くが。)なると、
子供たちの家での過ごし方の情報がとんと入ってこない・・。
たまにLINEで「こうして過ごしています~。」 なんて自宅にゲージを仮設し、
トス?あるいはバッティング練習などをやっている・・との報告が時々。

・・そんな自主練となると、ほぼ付き合っているのは親父の方かな?なんて
想像はしているが、いずれにしても指導的な役割を家族が担っているって
ことにはなっているのはないか・・と大方予想はしているのである・・。

こんなシチュエーションでよくあるのは、「巨人の星」的な方法で、
「こんなじゃな~い!」 親父なんかにどやされて泣く泣くバットを振っている、
そんな光景が目に浮かぶようであり、普段ではあまりみられない、経験がない、
いわゆる「濃厚接触的な」関わり方もなされているのではないだろうか・・。


そんな「巨人の星」と言えば、主人公は言わずと知れた「星飛雄馬」である。
巨人の星を目指し、かの「大リーグボール養成ギブス」なるものを装着し、
父・星一徹のスパルタ指導の下、巨人軍に入団し一世を風靡した・・。

まあ~親父・星一徹も過酷なもので、無事に巨人軍入団を果たして活躍する
息子に対し喜ぶどころか、これでもか~みたいな試練を与えるかのごとく、
打倒・星飛雄馬を掲げ、中日ドラゴンズのコーチに就任する始末・・。
戦力外となった伴宙太を呼び寄せ、アームストロング・オズマを鍛え上げて
大リーグボールへの対策に執念を見せる・・。

あの当時、子供心ながら「なんて親父だ~!」 なんて思ったもんだが。


そう言えば以前こんなことがあった・・。ま、部活自粛期間ではなかったが、
今の高校3年生がサンガーズの時、明日に北部選手権の本戦を迎えるってとき、
本戦当日に先発した子が3イニングあたりからバテ始めてきた・・。
「あら、今週はそんなに投げ込みさせた覚えはないのだが・・?」 少し頭をひねる。

結局、序盤はリードしていたものの、バテ始めたあたりから四死球連発、
ワイルドピッチも重なり、終わってみれば5回コールド負けを喫してしまった。
すると、その先発した子のお母さんが近づき、申し訳なさそうに耳打ちした。

「昨日、家で約200球ぐらい投げ込みさせていました・・。」 うつむきいて告白。
「はあ~なんでまた・・。」 そんな仰天告白に驚いて顔をみるとうつむきまま。
「親父が普段から熱を入れすぎることが多々あって・・。」 もう声が入ってこない。

「・・。」 部活動以外で練習するな・・とは言わないが、やり過ぎるのも少々考えもん。
特に投げ込みなど肩の故障なども考慮している中にあって、知らぬ間に肩への
負担が強くなるような練習(自主練)は、逆に悪影響を及ぼすことだってある・・。

ま、自分の子に対する親の期待も大きいって分からないこともないが。


しかし今思えば、時折息子のことを思い、涙を見せる星一徹に頑固親父の
心の葛藤が現れ、厳しい勝負の世界に生きる男の生き様を垣間見るような感じがする。
まあ~そこまではいかないが、自分の子供に厳しく接する我らの父兄の姿が重なり、
ある意味、星一徹のような気概をもって接しているのかもしれない・・。

そんな親子鷹を涙ながらにずっと見守る明子姉さんの姿が、これまた健気。
そんな役回りは母親が演じている・・。すれば泣かせる話となるのである。


学童野球時代と中学野球時代の父兄の関わり方・・。

そんな「巨人の星」的な星飛雄馬一家に照らし合わせてみると、
学童野球時代は子供にガンガン関わって、時には厳しく指導、そして叱咤激励。
まるで、星一徹的関わり方・・。しかし、中学野球ともなるとそうはいかない。

どちらかというと、少し一歩引いて遠くで見守るようになる場合が多々。
・・ともすれば、明子姉さん的関わり方に近いかもしれん。


「巨人の星的」関わり方の考察・・。

「巨人の星的」関わり方の考察・・。


いすれにしても、「濃厚接触」が多くなる自主練の場合。


「星一徹」あるいは「明子姉さん」バージョンを上手く使い分けてもらいたいです~。





Posted by UMUサン at 21:45│Comments(0)
 
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