サンガーズ奮闘記

さて、お陰様を持ちまして・・。

この「サンガーズ奮闘記」の全アクセス数が「１．０００．０００」PVを突破しました。
平成１０年６月に開設以来、８年と１ヶ月の間、毎日更新を目標にと掲げてきた。
その他、本日（7月31日）までに、記事総数2．628件、コメント総数1．985件と、
多くの方々にご愛顧いただき、本当に感謝を申し上げます・・。

これまで、日々感じたことや思うことを気ままに書き綴ってきた中、
激励のコメントの他、時にはお叱りの言葉もいただくなど、紆余曲折ながらも
どうにか続けられてきたのも、記事の題材となった我が家族やサンガーズ関係者、
そして自分と出会った方々の賜物と、改めて感謝を申し上げるとともに、
これからもどうぞよろしく～とお願い致したい所存であります。

本当にありがとうございます～。


そして、今回もいつもの風景を切り取ってみたい・・。

去った「第２１回ゆんたんざ杯大会」の最終日を無事に終えての慰労会。
奇しくもこの週末は、我らの地元名護では「第４０回名護夏まつり」が開催中。
「近くの砂浜で花火でも見ながら集まるか～。」 そんな声がどこからともなく聞こえ、
急きょ、お母さん方を中心に楽しくなる慰労会の準備へと勤しんだのであった。

指定された場所に少し遅れていくと、砂浜では子供たちが歓声をあげている。
猛暑の中で行われた試合の疲れもどこ吹く風・・。楽しそうに走り回っている。

そんな楽しい風景の傍らで、ブルーシートに鎮座し、子供たちに負けないほどの
笑顔を持って野球談義に花を咲かせているお父さんやお母さんの面々・・。
この日の試合、最大級の声援にかすれてしまった喉を潤すかのごとく、
ビールやお酒、ソフトドリンクを急ピッチで流し込んでいる・・。

時間にすれば午後６時過ぎあたり・・。夕暮れ間近は気温も幾分か和らぎ、
砂浜ともあって涼しい海風が心地よく吹いている中、会話もいっそう弾んでいる。
その日の敗戦を振り返るも、悪い場面よりも良い場面が多く語られ、ポジティブ思考。
次に期待を寄せるには十分なゲーム内容に、気温同様に悔しさも和らいでいる。

大会のたびに、試合のたびに勝てば歓喜し、負ければ悔やむの一喜一憂・・。
・・が、そんなことは時間が経過し、こんな光景が見られれば解決してくれる。


「監督～、あいさつをお願いします・・。」 マッカワ保護者会長に促され、
しばし挨拶を申し上げている途中、まつり会場上空で花火が打ち上げられた。
「おお～。」 みんなの視線がそこに向けられる中、いつまでも挨拶は続けられない。

「はい。あの花火のように次は大輪の花を咲かせます～♩」 そう締めくくると、
「わ～、うまい！」 歓声があがり、笑点の大喜利のようにうまく落ちが付けられた。









しばらく花火を見上げながら、周囲を見渡すと、
みんなの顔に花火の色とりどりの明かりが反射し、少し幻想的な感じ。
時間差で響く花火の音もさほど大きくもなく、気持ちよく体に染みている。

次こそは・・と気負う気持ちが逆に緩やかになっていく。
大切に感じなければならないのは、このいつもの風景じゃないかな～ってこと。
勝っても負けても泣いても笑っても、怒られても褒められても活躍してもヘマしても、
いつもの風景がそこにあるってことが何よりも大事であり、これこそ妙なのだ・・。

ま、大輪を咲かせることもいいが・・。


この風景がいつまでも続くことを願わずにはいられない。