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2025年04月17日

絶滅危惧種・・?


かの、スポ根漫画の代表作といえば言わずと知れた「巨人の星」・・。

その「巨人の星」の主人公である星飛雄馬と言えば、巨人の星を目指し、
幼き頃から、「大リーグボール養成ギブス」なるものを装着して、
父・星一徹のスパルタ指導の下、巨人軍に入団し、一世を風靡したという物語。

まあ~親父・星一徹も非情なもので、無事に巨人軍へ入団を果たし、
活躍している息子に対し、喜ぶどころか、さらなる試練を与えるかのごとく、
打倒・星飛雄馬を掲げ、中日ドラゴンズのコーチに就任・・。
巨人を戦力外となった飛雄馬の盟友、伴宙太やアームストロング・オズマを
呼び寄せ鍛え上げ、大リーグボールへの対策を講じたりするなど・・。

あの当時、子供心ながら「なんて親父だ~!」なんて思いもしたのだが・・。

しかし今思えば、時折息子のことを思い、涙を見せる星一徹に頑固親父の
心の葛藤が如実に表れ、厳しい勝負の世界に生きる男の生き様を垣間見るような
そんな感じがしてならないのである。(ま、当時はそこまでは考えていないが。)

そんな父・一徹と息子・飛雄馬を涙ながらにずっと見守る明子姉さんの姿が、
これまた健気でいじらしい・・。これには泣かせてくれました・・。


そんな巨人の星的関係を少し考察してみたら、学童野球と中学や高校野球において
自分の子供らと親である我らの関わり方がなんか類似している気がしているのは、
何も自分だけではないような気もしているのだが・・。

まずは学童野球・・。自分の子供らにガンガン関わって、時には厳しく指導、
そして叱咤激励。どこかの星を目指しているかの如く、まるで星一徹的な関わり方。
しかし中学、高校野球ともなると、直接指導するのは専属の監督やコーチへ移行。
そうなれば、親(家族)からの直接指導から一歩引いて見守る場合も多くなる。

・・ともすれば、明子姉さん的関わり方へシフトしていくのが自然となる・・。。

「まあ~ちょっと考えすぎじゃない・・。」 そんな意見があることも承知。
しかしながら自分の実体験に基づく考察であることはご理解いただきたい。


いずれにしても・・。
今のご時世において星一徹的関わり方はご法度の風潮であることは確か。
そんな中、学童野球であったり、中学や高校野球のどんなシーンにおいても
時代に合わない・・と見なされていることもまた現実なのである・・。

あの時代、この時代、いろんな関わり方が取り沙汰されている中、
関わり方の適正だったかどうかは関わった子供らの姿がそれを示してくれる。

ま、いろいろ時代は変わり、関わり方も変われど・・。


絶滅危惧種・・?



「星一徹的関わり方」は絶滅危惧種になりつつあることは間違いない。







Posted by UMUサン at 22:25│Comments(0)
 
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