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2016年02月24日

「ツンツクテン。」再び・・。

・・何故か、我が家では「三線(さんしん)」が再ブームになっている・・。

特に、竜誠は自主練を終え、風呂、食事を済ませ時間があると
「ツンツクテン・・。」って、テレビの前で三線を奏(かな)で始めている・・。
どちらかと言うと、最初のうちはあかりが手に取り、「工工四を教えて~♪」とやり始め。
「お♪」 何をどう思ったのか、いきなり三線に興味を持ち始めたのだ。


実は自分も一時期、三線にのめり込んだ。時間があると「ツンツクテン・・。」
一丁だけじゃ物足りず、二丁、三丁と買い揃えたもんである。
「一人しか弾かないのに、三つも必要~?」なんて、おかんによくつつかれた。

三線だけじゃない・・。教則本や民謡本も買いあさり、「ツンツクテン・・。」
民謡曲のCDなども、車のオーディオケースに常設し、終始バックミュージックとして流す。
「え~、また民謡~?」とよく子供たちから嫌がられたもんである。

ある時は、気に入った曲を弾きたいが、民謡本など「工工四」がない時は、
CDから曲を聴いて一音づつ拾い上げ、「工工四」を自分で作成するという「採譜」も行った。

またある時は、一揚、二揚のほか、三下げなどの工工四を本調子用に変換し、
調弦(三線の音源を調整すること。)に四苦八苦しないように工夫するなど、
いろんなことをやって楽しんだこともあった・・。
(・・少し、三線をやっていないと分からない専門用語ばかりで申し訳ない。)

しかし、野球に熱が入っていくにつれ、逆に三線にかける情熱は沈静化。
次第に三線は、部屋の片隅で埃を被る存在となってしまった。

そんな中、再びあかりや竜誠のお陰で日の目を見るようになってきたのである。


驚かされたことに、少し三線の弾き方や工工四の読み方をアドバイスするだけで、
どんどん自分で楽譜を読み、しっかりと勘所(指で弦を押さえること。)もマスターし、
弾ける楽曲も日に日に増えていく。・・。やはり、若さ故か日に日に上達していくことである。

そんな二人の姿を見て、「覚えるのが早いな~♪」ってつくづく感心させられる。
まあ~当然ではあるが、彼らにもうちなーんちゅ(沖縄人)のDNAが存在するって証拠。
古(いにしえ)より脈々と受け継がれた遺伝子がここに来て目覚めたのであろう~♪

「・・・勉強も三線のように一生懸命にやったらいいのに・・。」と思わず唸っているおかん。
しかし、自分にとっては同じく三線を嗜(たしな)むって傾向は、実に喜ばしい限りである・・。


そんなこともあってか、最近は彼ら同様に自分も三線を手に取る機会が多くなった。
古典から民謡、そしてポップス民謡曲等々・・。奏でるたびに昔の懐かしさに心が躍る。


「ツンツクテン。」再び・・。


「ツンツクテン・・・。」
「・・また少しずつ復活させるかな?」って、密かに再ブームを喜んでいる次第。


我が家に再び、何とも言えない三線の魅惑な音色が充満しつつある・・。




Posted by UMUサン at 22:30│Comments(0)
 
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