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2017年10月30日
秋の夜に舞う・・。
さて、先週の土日(28~29日)は、「平成29年度城区豊年祭」が挙行・・。
台風22号の影響も心配されましたが、無事に執り行うことができました。
うちのチビッ子、あかりもその出演者の一人として立派に大役を果たすことができました~♪
「あかりも出たい・・。」ってつぶやいたのはちょうど1年前・・。
・・「名護山樫木」という城区で長年受け継がれ、上演されてきた有名な歌劇があるのだが、
城区豊年踊りの演目の中でも大きな目玉となっていて、毎年好評を博している・・。
首里城に奉納する見事な樫の木を山賊(盗人)が狙い、伐採しようとする瞬間、
樫の木から妖精(木の精霊?)が現れて、それを阻止するというこの歌劇最大の見せ場である。
あかりが「出たい~。」って言ったのは、その山賊が登場するワンシーンの時だった。
この歌劇でもっとも重要かつ難しい役どころ・・。歌も上手で声も大きさも求められ、
しかも、うちのばあさんが10数年に渡って演じてきた役でもあるのだ・・。
実は、うちのおかんもこの歌劇に2回ほど出演したことがある・・。
まあ~山賊ではなかったが、嫁に来た当初、ばあさんから声をかけられ、
ノコやオノで「御用木」を伐採する山男に扮し、「国頭サバクイ」の曲に乗せて舞う。
あかりもノコを片手に山男役で出演したのである・・。
それどころか、「四つ竹」にも出演できたということに大きな盛り上がりを見せた。
この約1ヶ月間あまり、練習を積み重ね、見事な踊りを披露してくれたことに感銘。
荘厳かつ優雅な舞いが秋の夜に一層映え、十分に満喫することができた。
あかり自身のやり遂げた達成感はもとより、自分たちも送迎などで下支えを行い、
この大成功を少しでもバックアップできたことに満足している次第である・・。
これを機に、沖縄の伝統芸能を身近に感じ、さらには我らの城区に受け継がれる
素晴らしい文化を継承する同様な思いを持ってもらえば・・なんて願っているのだ。
演技者始め、見事な舞台をつくってくれた関係者に大いなる拍手を送りたい・・。
さあ~今年も豊年踊りに大満足・・。出演された皆さん、本当にお疲れさまでした~♪
Posted by UMUサン at 21:15│Comments(0)