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2020年04月03日

「凡事」を極める・・。


「凡事徹底」・・・。

なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うこと。
または、当たり前のことを極めて他人の追随を許さないことなどを
意味する四字熟語である・・。


「凡事」を極める・・。


・・この四字熟語が意味することは、本当に野球でも適応することなのだ。

正面に転がってきたゴロを普通にさばき、返す送球も正確に投げる。
ボール球には手を出さず、ストライクを好球必打・・。
無駄な四死球を与えず、気持ちを強く持ち、相手打者と対峙する。

この「なんでもない」とされることを徹底的に実践できるプレーが
求められているということは周知のとおり・・。

特に学童野球の世界は、自分らのミスの数に勝敗が左右される。
打線がヒットやホームランを打ち込み、ピッチャーは完全に抑え込む・・。
そんな並はずれた実力で相手チームを圧倒するなんて滅多にないこと。

このように圧倒的な勝利や屈辱的な敗戦の裏側には、
大きく離れた力の差・・というのではなく、
「凡事徹底力」の差が歴然と表れているのだ・・。

つまり相手チームに比べ、ミスが多くなると敗戦へとまっしぐらとなり、
ミスを減らすプレーを実践すれば、対等な試合展開になるものだ。

例えば、無死で四球で出塁、ワイルドピッチやエラーなどで塁上が埋まる・・。
そして得点圏にランナーを背負って、「なんでもない」ゴロをミスれば、
即失点へとつながる。打線で言えば選球眼乏しく、三振のやまを築く・・。
それに走塁ミスが重なるとお手上げ状態・・となるのだ。

まあ~たまには打線が爆発し、打って勝利~ってこともあるだろうが、
そんな試合展開なんて一年間で何回か体験するぐらい・・。
大概の試合では「なんでもない」ミスに監督、コーチの嘆きが見られるのだ。


そうなれば、普段の練習から「凡事徹底」を意識し、実践するしかあるまい。
何度も何度も平凡なゴロをノーミスでさばく練習を繰り返す。
打ってはしっかりとボールを見極め、するどいスイングを心掛けるなどなど。

その「凡事徹底力」を身につけるために繰り返しの修練が大切となるのだ。

・・と、そう思っているのではあるが、それを習得するのは容易なことではない。
何度も何度も言い聞かせ、できるまで根気よく実践していく執念というか、
粘りというか、忍耐力と言うべきか・・。そんなことが我々にも求めらているし、
子供たちも挫けず、諦めず、飽きることなく頑張るしかないのである。

しかし絶対ミスしないなんてない訳で、ミスはあるものだと想定するのだが、
肝心なことは、ここ一番でミスしないっていう気持ちの強さを備えることではないか。
それを身につける一番の方法は・・・、やはり、練習でしかないのである。


昨日、チビッ子たちの練習後のミーティングでトクトクと語った・・。

試合でミスした時、怒っても後の祭りだし、その怒りは指導者の気持ちの
発散でしかない・・。そんな発散の仕方よりも、練習の中でミスらないよう
檄を飛ばしていく方がよほどいいし、それが次第と身についてくる・・。

そうなのだ・・・。「凡事を極める力」を身につけようと必死なのである。


いや、それはグラウンド内だけ限ったことじゃない・・。
元気なあいさつを心掛ける、道具は大切になくさない。
バックやスパイクはきちんと並べる・・。それよりも何よりも、
グラウンドに立つからには、一生懸命に野球をやるってことが
もっとも重要な「凡事徹底力」なのである・・。

さあ~「凡事」を極めていこう・・。


当たり前のことを極めて、他人の追随を許さないよう決死で臨む所存である~。





Posted by UMUサン at 23:25│Comments(0)
 
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