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2018年08月04日

雲のように・・。


我がサンガーズきっての自由人、江川遙人(中1)が転校することになった。

うちのおかんから「自由人」との称号(?)をいただいている自分にとって、
何となく他人のような気がしなくて、愛着を感じていたところである。


雲のように・・。

雲のように・・。


昨年度、最強サンガーズを支えたメンバーの一人・・。屋部中へ進学したが、
家庭の事情(親の仕事関係?)で浦添市内の中学校へ近々転校となる。
まあ~自分が今までに体験したことのないパーソナリティーの持ち主であり、
超ポジティブ思考の塊で、滅多なことでへこたれない・・感じ。
しかも、自由気ままな性格は、「奔放」という言葉が彼ほど似合う人物を探せない。
・・我らの想像を遥人、あ、いや遙かに超えた人物であったことは間違いない。

そんな彼の野球の実力と言えば、なんと言っても守備力である・・。
走力と長い手足を十分に活かした守備は、幾度となくピンチを救い、勝利をもたらす。
昨年の第21回山浩大会決勝戦では、ファインプレーを量産し、優勝に貢献。
そして、その高い守備力でこの大会の最優秀選手賞に輝いたのである・・。

・・まあ~バッティングといえば正直、守備ほどパフォーマンスは高くなかったが、
バットとボールが正面衝突すれば、間違いなくデカい当たりを生み出した。
ま、正面衝突すればの話だが(笑)・・。しかし、選球眼は目を見張るものがあった。

しかし走力はあるので、出塁すれば盗塁やタイムリーヒット1本で帰ってくる力はある。
・・ま、これもどうにか出塁すればの話ではあるが・・。

そんな彼のパーソナリティーもあってか、アドバイスはほとんどなし。
自由に、かつ思いのままにさせてあげるのが最も適した彼のプレースタイル。
幾多のアドバイスは、彼の持ち味をなくすような気がしてならなかった・・。

まさに、「自由人」的な存在であったのだ・・。


またこんなエピソードもあった・・。
昨年夏、第22回高野山旗に出場する際、彼にこんなことを尋ねた。
「お父さんかお母さんのどちらかは一緒に行くの?」 すると、「いや、俺一人♩」
まあ~、その時の彼の発言が冗談だったかどうかは不明だが、
「ええ~!お前の面倒を見る自信がないぞ。」 思わず即答してしまったわけで。

後日、小学校でお母さんとお会いした機会があって、
「監督がそう言っていたようで。私が行くことになりました。」 報告を受けた。
「あ、いや、あれは冗談で・・。」 あたふたしてしまった・・。
「いえいえ、やっぱ誰かが行かないと迷惑かけちゃうとね。」 たたみかけられる。
「いやいや、決してそんな意味じゃ・・。」 こんなピンチは野球でも経験がない(笑)。


雲のように・・。


そして今宵は、彼の激励会を開催・・。十分に思い出を語りたい。

お別れするのは少し寂しい気もするが、やはり、自由気ままの雲のよう・・。
どこへ行ってもそこの風景にマッチし、当たり前のように馴染むだろう。
そしてその前向きな姿勢は、野球以上の実力を発揮し、大きく成長するものと期待。

さらなる「自由人」を目指して磨きをかけてほしい~♩


また、いつかどこかで・・。ん?まてよ、こいつは憶えてくれているだろうか・・?





Posted by UMUサン at 18:15│Comments(0)
 
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