サンガーズ奮闘記

さて・・。「第２８回山浩旗JRベースボールトーナメント」も無事に閉幕・・。

先週からの２週間にわたり、熱気に包まれたこの場所も今は静寂に包まれて
ひっそりとした佇まい・・。昨日まで響きわたった大歓声が嘘のような気さえする。
まさに夢の跡（あと）とはこのこと・・と実感しているところなのだ。

夢を掴んだのはAパート（高学年の部）では松田タイガースクラブ（北部南）、
Bパート（低学年の部）では国頭ファイターズ（北部北）に今年の頂点に輝いた。
松田タイガースクラブに関しては圧倒的な打力の強さで並みいる強豪を圧倒し、
国頭ファイターズはチビッ子とは思えない投手力や守備力が光り、見事な栄冠。


当然ながら勝負の世界は勝者もいれば敗者もいる・・。
歓喜に沸く勝者と涙に暮れる敗者の姿がひとつの風景に混在している。
しかしその健闘を称えるのに線引きはない・・。死力を尽くした両者に最大級の拍手と
賞賛が贈られ、お互いの選手（子供ら）の姿は眩しいほどの輝きを放っている。

あ、いや、優勝と準優勝を成し遂げたチームばかりではない。
この地で戦い抜いたすべての子供たちの健闘が称えられるのだ。

そんな激闘の記憶はここ戦いの地の風景として今も残像となっているのだ・・。


歓喜をあげたチーム、悔し涙を流したチーム等、それぞれの経験や体験が
この子らをさらなる成長に導き、これからも夢を追い続ける強い決心が生まれる。
そんな様々な思いを糧に練習を積み重ねながらチャレンジしていく・・。

そう・・。さらなる研鑽を積み、再び戦いの地に降臨することを目指しているのだ。





この静寂の風景は次なる戦いの幕開けを静かに待っている・・。