› サンガーズ奮闘記 › その気にさせて・・。
2024年09月09日
その気にさせて・・。
さて・・。先週の話だがチビチビッ子(3年生以下)の練習を見学してきた・・。
「第3回沖縄県商工会青年部旗北部予選大会」を来週末(21日)に開幕を控え、
仕上がり具合って言うか、ちゃんと野球になっているかどうかが気になるところ。
何と言っても昨年度、このチビチビッ子北部支部予選大会では見事な初優勝、
そして臨んだ県大会でも目指した頂点にあと一歩及ばずのベスト4入り・・。
当然、今年もやんばる頂点、そして県大会出場を掲げるのは何の違和感もない。
昨年同様、あ、いや、それ以上の成績を期待しているところなのである・・。
まあ~しかし、見学に行くたびに感じることがあって、
このチビチビッ子たちが日々上達しているのが手に取るように分かる・・。
そんな上達の目安は何かと言うと、送球の早さであったり投げる距離である。
ま、確かに捕球も上手にはなっているが、これよりも何よりも送球の上達。
これには「ほお・・。」 まさに目を見張るほどっていうのはこのことである。
思わず、チビチビッ子らの守備の後ろに張りつき、「早く低いボールを投げる。」
なんてつぶやくと自分の方を振り向き、可愛く(笑)うなずいたと思ったら、
ボールと捕球して「ビシ。」 矢のような送球・・。でもないけどそのように見える。
マジにナイス送球、そんな送球上達っ子がチラホラ目立っているのだ・・。
「この子ら、自分自身で少しずつ上手くなっていることに気づいているのかな?」
一緒に見学しているチビチビッ子のスタッフや父兄に尋ねてみると、
「う~ん、気づいているどころか意識して野球しているかどうかも疑問です(笑)。」
「・・。」 なるほど、上達どころか野球さえも意識していないってことか。
「しかしなんだな、上達していることを自覚して野球がもっと面白く感じたら
もっと上手になるし、すごい選手になるかもしれないね。」 そう言うと、
「・・そうですかね?」 疑心暗鬼な答えが返ってきた・・。「いやきっとそうだ。」
そして、「上手になったぞってその気にさせればもっと違ってくるはず・・。」
そんな疑心暗鬼なチビチビッ子ら父兄の気持ちを払拭した・・。
「いいぞ~。上手上手。」 「よし、もう少し頑張ろう・・。」 そう声をかけると、
チビチビッ子のかけ声がさらに大きくなり、元気の度合いもアップする・・。
そんなチビチビッ子らの純粋さに「その気にさせる。」気持ちが染みこみやすい。
今こそがチャンスとばかり、「その気」を注入していくことが大切だと感じた次第・・。
ま、チビチビッ子に限らず、子供らの気持ちを高めるためには
「その気」にさせることは重要・・。言わずもがな、「その気」にならなければ
やはり何事も始まらない。そこがこの子らの一丁目1番地なのである・・。
「ちょっとやる気にさせてくる・・。」 そう言ってグラウンドに戻り、チビチビッ子の
後ろに張りついて少しつぶやくと、「さあ~こい・・。」 元気な声が響き渡る。
「な。」 ドヤ顔しながら父兄の方に視線をやると笑顔でうなずいている。
そう・・。熱中するしない、上手くなるならないもその気次第ってことだ・・。
さあ~チビチビッ子同様、父兄の皆さんも一緒に「その気」にさせていきたい。
Posted by UMUサン at 21:50│Comments(0)