サンガーズ奮闘記

さて・・。新型コロナ感染症（オミクロン株？）の影響が多大・・。

特に１０代や１０代未満の感染者が深刻で、新規感染者の多数を占める。
そのような状況に保育園や小学校では登園自粛や学級閉鎖等が相次いでいる・・。
まあ～感染拡大を食い止める一つの手立てであることは十分に承知しており、
今のところ、有効な対策として判断しているってことであろう。

しかしなんだな、学校や学級が止まれば必然的に部活動も止まることになるが、
学級閉鎖がなくても感染状況が深刻であれば、指導者や保護者等の判断で、
自ら「止める・・。」ってことも必要なことなのかもしれないのだ・・。

お国が県が・・と、まん延等・・のような強い措置を発出しなくても
そのときどきの状況を見て、自主的に何らかの対策を講じていかなければ
結局のところ、コロナ感染症の収束には辿り着けない・・ってことだろう。


・・ということで、我ら屋部小学校も他校に比べて感染状況が深刻である。
学級閉鎖の通知も毎日ってほど学校の連絡メールで流されてくるような状況・・。
言われている１０代感染が急増しているってことを改めて痛感しているのだ。

「う～ん、今日の部活は中止にするか・・。」 チビッ子たちの練習日に判断。
如何せん、学級閉鎖に伴って１０名ほどの部員が自宅待機となっている中、
これ以上、チビッ子らの感染者が増えることに警戒感を強める・・。
まあ～大会も迫っていないし、無理してやることもないし、
今は野球を修練させるよりかは、コロナ感染者を増やさないことが重要。
部活ができる子供らにとっては不満かもしれないが、ここは我慢するしかない。

無理にやって感染者が増え、メンバーが揃わない・・って事態が発生すれば、
結果的に休まなくちゃならないことになり、部活をやった方がリスクが大きい。

・・それと、チビッ子らは２～３回ぐらい練習しなくたってそんなに変化しない。
そう思っていることも事実・・。逆に部活ができない～との欲求不満を溜めて、
やれるとなった時に一気に爆発させる方がモチベーション的には有効な気もする。

いずれにしても・・。部活をやるにはいろいろと考えなくちゃならないのだ・・。





我ら指導者も一緒のようなもの・・。「やりたいやりたい～。」 そう念じ、
部活がやれない状況をジッと堪え忍び、晴れてやれる時は喜びに満ちあふれる。
子供らがグラウンドに笑顔で集結するだけでも全てを許す気持ちになれる。

ランニングで声がでない、キャッチボールができない、エラーする、打てない等、
そんなことは小さなことであり、どうでもいい～なんて思ってしまうかも・・。
それは野球ができればこそ起こるものであり、野球がなければエラーもないし、
打つこともできない、試合の勝ち負けはないし、歓声だって湧かない。

良いことも悪いことも嬉しいことも悲しいことも「野球ができればこそ」なのである。

まずはグラウンドに戻れたことを最上の喜びと感じれれば、
多少のうまくいかないことぐらい、いくらでも笑い飛ばせるはずなのだ。
（・・ま。いずれは笑い飛ばせなくなるだろうし・・。）

「今日は部活しますぞ～。」 BチームのグループLINEで通知すれば
「やった～。」 そんな喜びの声が届けば思わず笑みがこぼれる。

そう・・。野球ができる喜びを馬力にして盛り上げていこうじゃないか。


我々だって子供らと一緒・・。野球ができる喜びを最高の馬力にしているのだ・・。