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2018年09月06日

現役復帰への道・・。


・・なんか最近、すこぶる「肩」の調子がいい・・。

ここ1、2年、バッティングピッチャーもまともにこなせないほどであったが、
なんか痛みもないし、思いっ切り肩が振り切れる~って感じなのである・・。

いつだったか、練習に顔を出そうと車から降りる際、足元にグラブが落ちた。
「あ~竜誠が車のトランクから出してきたんだ・・。」 そのまま助手席の置いたまま。
こいつが夏休みの帰省中、グラブを触っていたのを思い出した・・。

足元に落ちたグラブを手に取り、「う~ん・・。たまには投げてみるか・」と思い立ち、
いつも持参するノックバットを車に残し、左手にグラブをはめ、右手で叩いてみる・・。
「パンパン・・。」 その渇いた音に何となく懐かしさを感じ、投げる意欲が湧いてきた。


現役復帰への道・・。


「監督~、ダイエットですか~?」「バカ言え、たまには身体を動かすだけだ。」
グラブをはめてグラウンドに飛び出した自分をみて、子供たちの冷やかす声が響く。

グラウンドではちょうどバッティング練習中・・。外野で飛んできた球を受ける。
そして返球・・。「お♪ 何となく肩が軽いぞ~♪」 思ったより返球した球が遠くまで届く。
しばらく守備でボールを受け、返球する・・。肩の痛みはまったく感じない。
なんか嬉しくなってしまい、走る足まで軽やかに、守備範囲がどんどんと広がる。

「監督~無理しないでいいですよ~。」 隣で守る5年生に心配される始末。
「あほ~。これでも35年前までは高校球児だったんだぞ~!」
しかし、「ゼイゼイゼイ・・。」 さすがに息が切れてきた・・。少しはしゃぎ過ぎた。

それでも気持ち良い汗をかいてきた・・。

外野守備でのアップを済ませ、「次は自分が投げてみる。」 マウンドに駆け寄る。
「お♪ 大丈夫か~?」 打席に立つ子供たちがニヤニヤして声をかけた。
「何言ってる?これでも35年前までは高校球児・・。」と言いながら第一球を投じる。
「バシ~!」キャッチャーミットに糸を引いたようなストレートが吸い込まれた。

「おお~!」見ていた子供たちが歓声を上げる・・。
「だろ~♪ さあ~来なさい~!」 マウンドに仁王立ちし、グラブにボールを打ちつける。
「お願いします~。」 打席に立つ子供たちめがけてストレートを投げ込む。

思ったより速いストレートが来ているので、子供たちは振り遅れている。
「・・これはいけるぞ~♪」(ま、相手は小学生ですけどね・・。)
大人げないではあるが、一本も打たすまいと言う気持ちで投げていた訳で(笑)。

考えてみれば、現役時代は外野手であったんで、そんなに肩は酷使されていないし、
怪我さえなければ、全然投げられるはずなのである。

できれば・・だが。還暦野球あたりから少しは自分も現役に戻ってみたい
との希望もあるし、実際、同級生から「一緒にやろう~。」とのお誘いもある・・。
再びプレーヤーとしてグラウンドに立てたらいいなぁなんて魅力も感じている。

しかしその反面だ・・、
身体がついていけるのか、現役退いて時間もだいぶ経っているという不安も。
少しは練習でもして身体を動かさないと・・ってことも常に頭に浮かんでいる。
自分のユニホームも作りたいし、背番号もほしい。バットもグラブもスパイクも・・。

そんなことを考えたら、楽しくなってどんどんと夢が膨らむ。

「監督~、もう時間です・・。」 「・・あ、そうか。」 子供たちの声で現実に戻される。
あたりを見渡せば、すっかりと夕暮れ時・・。時間が経つのも忘れてしまった。

調子に乗りすぎて、目一杯動いたせいなのか、さすがに疲労困憊で体中痛い。
「少しやり過ぎたな~。」 自分自身で苦笑い・・。

しかし、冷えた飲み物が火照った体を冷やし、気持ちがいい。
「・・やっぱ、やるのもいいな・・。」 しばし忘れていた感覚を思い出してきた。

マジ、現役復帰を考えようかな~って。


恥ずかしながらも、その気になっている今日この頃なのである・・。





Posted by UMUサン at 20:20│Comments(0)
 
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