
2025年03月27日
春遠からじ・・。
まあ~なんだかな~、うまくいったりそうでなかったりの不安定飛行。
・・まだまだ安定飛行には程遠い・・ってことを実感した次第で・・。







先だっての「第159回名護ブロックAパート春の大会(第144回市長杯
第7回JAおきなわ名護支店共済杯争奪」の初戦、名護すいらんマーリンズ戦。
試合結果は5対2で逆転負けを喫し、目標とする県大会への出場は叶わず。
さて、試合内容だが初回1死より2番蓮斗(5年)が内野安打で出塁すると
すかさず盗塁し、3塁まで進塁・・。そのランナーを3塁に置き、3番一龍(5年)の
犠牲フライで蓮斗がタッチアップで生還・・。幸先よく1点をもぎ取り先制する・・。
そして続く3回にも1死から蓮斗が内野安打で出塁し、盗塁で2塁へ進むと、
またもや3番一龍がレフトオーバーの2塁打となるタイムリーヒット・・。
そんな中、先発のエース惺士(6年)は順調な立ち上がりをみせる等、
相手打線を寄せつけず、4イニング終了時点まで無失点ピッチングを続ける。
まさに序盤から中盤まではサンガーズペースで試合が展開される・・。
2対0とサンガーズ2点リードで迎えた5回表、これまで好投を見せた惺士だが、
疲れからか、この回の先頭打者と次の打者を死球で歩かせ、無死1,2塁と
なったところで2番手偉大(5年)にスイッチ・・。続く打者を内野ゴロに打ち取り、
どうにかワンアウトをあげるが、1死2,3塁のピンチで2番打者に2塁打を打たれ、
2者が生還。この回で一気に同点に追いつかれる・・。その後は後続を打ち取る。
しかし試合の流れは相手ペース・・。最終回となる6回からは光央(5年)が
3番手としてマウンドに上がるも、この回の先頭打者にヒットを許すと、
送りバントで1死2塁にランナーをおき、タイムリー2塁打を打たれ、1点を献上し
逆転を許してしまう。その後、マウンドには4番手、そして最後にはエース惺士を
再登板させるも相手打線の勢いを止めきれず、さらに2点を追加され、5対2・・。
そのリードは3点に広がり、ここにきて大きなビハインドを背負うこととなる。
そしてサンガーズ最後の攻撃もランナーを出塁させるなど、粘りを見せるも、
後続が打ち取られ、ゲームセット・・。5対2で涙を飲んだのである・・。
やはり、大きな課題となって立ちはだかったのは投手力・・。
特に2番手以降の投手陣が5年生ということもあって、制球力はあるものの
ボールの勢いはまだまだ力不足であり、真っすぐが絶好の餌食となっている。
また劣勢になればチームのムードは撃沈し、悪い流れを止めるプレーヤーが
見当たらないという現状・・。チームを再浮上させるキーマンも不在なのだ。
それどころか、悪いプレーに対し逆に責め立てるような姿勢が見受けられ、
チームのムードをさらに険悪なものにしてしまっている・・。
とてもじゃないが、先行するチームを追いかける体制ができずにいるのだ。
「個々の技術もそうだが、もっとも残念なのは、失敗することを許さないこと、
うまくいかないことを激励するどころか、責め立て合う姿勢が一番問題だ。」
試合後のミーティングで厳しく言葉の中、当然だが子供らは沈黙する。
「もしかしたら個々の力が伸びようとすること、頑張ろうとする気持ちを
邪魔しているのは、チームの雰囲気かもしれないぞ・・。
そんなチームの雰囲気が改善できなければ、今シーズン浮上はない。」
沈黙の円陣は、さらに深度を深めていく・・。

試合終了後、この日少し冷え込んだ空気が顔を撫でる。
「うう、さぶ・・。」キャップを被り直し、ジャンバーの襟を立てる。
「暖かくなったと思えば、また寒くなっているし。」思わず独り言。
なんか今のチーム状態のよう・・。まだ「春遠からじ。」 なんてまた独り言・・。
Posted by UMUサン at 22:15│Comments(0)