› サンガーズ奮闘記 › ピッチャー騒動記・・。
2025年01月20日
ピッチャー騒動記・・。
さて・・。新生サンガーズ軍団がスタートして約1ヶ月あまり・・。
そんな新チームの本格始動に向けての最重要課題は投手陣のラインナップ。
昨年度で言えば投手陣を何名かを見繕ったが、十分に機能していなかった反省。
特に制球力が安定せず、自滅による敗戦が顕著・・。大きな課題となる。
そんな投手陣の不安定さは守りにも伝播し、内外野陣のミスも多発・・。
やはり、守りの要は投手陣(バッテリーも含む)であると改めて痛感した次第。
チームを戦う形にしていくには投手陣の整備は不可欠であると認識する。
そういうことで・・。まずは投手陣の育成に着手しているということなのだ。
しかし毎年のことながら頭を悩ますこと常・・。上々スタートには程遠い・・。
マウンドに立つメンバーを何名か想定しているが、みんな個性いろいろである。
スピードはあっても制球力なし・・。あるいはその逆、どっちつかずもいる。
いや、まだ技術的な不備はこれからいくらでも練習すれば改善するが、
性格的なものに関しては生まれ持ったものなので、おいそれと簡単にはいかない。
キャッチャーのミットなんで度外視・・。思いっきりスピードボールを投げ込む奴。
「おいおい少しはミットを狙ったらどうだ・・。」そんなアドバイスも馬耳東風・・。
「・・。」スピードは魅力だが如何せんコントロールが・・。頭を抱える始末。
また制球力はあるが、スピードボールに少し難がある奴・・。しかも弱気気質という。
ちょっとでもボール球が続くと目を白黒させ、動揺を体中から発散させている。
「少しぐらいボールでも大丈夫だよ~。」これも優しい言葉に馬耳東風・・。
「・・」なんだかんだで・・。この子らをコントロールできない自分がいる。
大変さはこれだけじゃない・・。想定している投手陣を練習させていると、
「どうして俺はピッチャーじゃないんですか?」モノ申す連中もいる。
「しかしホームまでボールが届かないし・・。届いてからじゃないとダメか?」
「それじゃ届いたらピッチャーにしてくれますか?」マウンドに立つ。
「それ!」ホームめがけて投げた球が大きな放物線を描いてミットに収まる。
すると「やった~届いた~。」 マウンド上で小躍りするモノ申す連中。
「あ、いや、届けばいいってもんじゃなくて。」今度は自分の言葉が届かない。
「明日からピッチャーですね。」喜ぶ顔を見ればダメだ~って言えない。
「分かった分かった・・。」投手陣候補は10名ぐらいに膨れあがった。
「ま、ピッチャーはたくさんいた方がいい・・。」なんて話は良く耳にするが、
できる(できそうな)子がたくさんいた方がいい~って話だと思うし、
だからと言って誰もかれもとなると、これが果たして投手陣の十分な整備に
つながるかどうかは別の話・・。すでに不安に包まれているのだ・・。
まあ~最初は困難であっても練習を積んでいけはいつかはマウンドへ・・と期待。
当然「投げたい」って気持ちは必要だし、実戦で投げてこそ本物になることも多々。
「投げたい」って気持ちと、「まだまだ・・。」そんなバランスを考えなくては。
投手陣整備の目論見が完遂するかどうかの大きなヤマ場なのだ・・。
《・・以前、チビッ子軍団による白熱の「ピッチング練習ごっこ」・・。》
「よ~し、だれが1番を取るか、チーム内で勝負だ~。」候補者を鼓舞すると、
「おっしゃ~。」気勢を上げる・・。よしよしこれでいいか・・って思っていると、
「・・ということはみんな実戦させないと・・ってことになるね。」コーチが一言。
「あ。」そういうことになるな・・。仕方ない、紅白戦でセレクションするか・・。
ピッチャー騒動記・・。まだまだ収まりそうにない。
Posted by UMUサン at 22:25│Comments(0)