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2024年02月26日

「飛ぶ」バットを目の前にして・・。


さて・・。「第156回名護ブロック春の大会(第141回名護市長杯・
第6回JAおきなわ名護支店共済杯争奪)」が無事に終了・・。

今シーズン最初となる公式戦は名座喜少年野球の優勝で幕を閉じた。
そして準優勝の名護団地少年野球と共に来たる3月下旬に南部支部で行われる
第148回春季沖縄県大会(マクドナルド杯予選大会)に出場・・。

是非とも名護ブロックの代表としての健闘、活躍を願っているところなのだ。


そんな春の大会でのことだが、まあ~「飛ぶ」バットの威力がいかんなく発揮された。
あ、いや、「飛ぶ」バットだけじゃない。試合球だって「飛ぶ」ボールと言われる
「ケンコーボール」を使用・・。「飛ぶ」ボールに「飛ぶ」バットが迎え撃つのである。

大会最終日に行われたAパート決勝戦は9対6と名座喜が乱打戦を制した・・。
既定の6イニングまでは両チームの投手陣が踏ん張り、0対0のまま特別延長戦に突入。
するとこれまでの投手戦から一転して乱打戦の様相・・。7回表に名護団地が長短打を
集中し、一気に6点を奪取し勝負あったかと思えたが、何とそのウラの攻撃で名座喜が
同じように長短打でお返し・・。6対5の1点差まで迫り、なおも1死満塁の場面、
ここで4番が直球を一閃すると低い弾道であっという間にレフトフェンスオーバー。
起死回生の逆転満塁ホームラン、土壇場にて大逆転勝利を収めたのである。

そんな逆転劇には「飛ぶバット」の演出があったのは否定できないのである・・。

今大会そればかりではない・・。小さな下位打者のフェンスオーバーであったり、
インコース低めをすくい上げた打球が低い弾道でそのままホームランなどなど。
体の大きさや高学年や低学年等に関係なく、「飛ぶ」バットの効果は絶大・・。
もはや1番から9番打者まで「オールホームランバッター」化となったのである。
当然、その子の打撃センスもさることながら・・ではあるが、その「飛ぶ」バットの
威力にも大きな注目が集まったのは言うまでものである・・。

まさにピッチャーからすれば「受難」の大会であったといっても過言ではない。

「もう~これは飛ぶバットを禁止した方がいいんじゃない?」 そんな声もチラホラ。
「・・そうだね。しかし空中戦は見ている方からすれば面白いけどね。」 そう返答・・。
たしかに飛ぶバットに飛ぶボールじゃピッチャーは不利になるばかりなので、
ピッチャー有利な道具も必要としなければいけないかも・・と、ふと脳裏に浮かぶ。

「飛ぶバットに対抗して全然飛ばないボールやめちゃくちゃ速くなるボールとか、
 ピッチャーにとって有利なボールを開発するとか・・。」 妄想に突入する。
「でもめちゃくちゃ速いボールだと、今度はキャッチャーが捕球できないかも。
 それよりかは投手間の距離をBパートの14mにするとか・・。」
「ではバットを木製にするとかは?どうせ大学やプロでは木製になるんだし。」
「いや、全員が大学やプロで野球するとは限らないし、またメーカーさんも対抗して、
 飛びすぎる木製バットを開発するはず・・。」 もう妄想が止まることをしらない。。

「いやいや、それよりかは云々かんぬん・・。」 試合そっちのけとなってしまった。


「飛ぶ」バットを目の前にして・・。


いずれにしても・・。我々みたいな「飛ぶ」バットを持ってしても
飛ばせないチーム(泣く)にとっては、「飛ぶ」バット対策は喫緊の対策となる。

そんな妄想の中、「ボン。」 飛ぶバット独特の打球音がグラウンドに響く。

「あ、また出た・・。」


う~ん・・。これは飛ぶバットの対策を急がなければ・・とマジに思った次第。







Posted by UMUサン at 22:40│Comments(0)
 
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