サンガーズ奮闘記

何とも・・。月日の移り変わりは早いもんで、もう～９月・・。
残すところ、今年も３カ月を切りました～。

と言っても、今年の終わりを語るには、まだまだ季節は夏らしさが漂っているんで、
実感は湧きませんが、なんとなく日暮れは早くなっている感じがしています・・。

部活を終え、子供らが帰路に向かう、また父兄が迎えに来る午後６時３０分頃には、
辺りはすっかりと夕闇に包まれつつある・・。「あ～いつの間にか夕暮れが早くなったな。」
「ふぅ～。」 子供たちがすべて帰り終わるまで、グラウンドに残り、煙草を燻らす・・。

すると、「きゃっきゃきゃっきゃ～♪」　あら？子供の声が聞こえる・・。
グラウンドに目をやると、父親が小さな男の子にボールを投げてバッティングをさせている。

ま、自分らの部活の終わりを見計らってか、外野の芝生の一角で野球の練習（？）でしょうか、
お父さんが自分の子供（だと思うが・・。）に一生懸命に野球を教えている光景・・。

思わず、見入ってしまうほど・・。ほんと、楽しそうであるな～♪


「・・・。」 う～ん、最初の頃はそうだったな～。
上手くできなくたって、失敗したって・・笑って許し、一緒に野球できるってことで大満足。

それがいつしか、上手くできないと怒る、失敗すると怒鳴る。負けるとガッカリする。
ふと我に返り、気が付けば、いつからかそうなってしまっている・・。

たしかに、遊びだった部分から進化していけば、徐々に求めるものも高くなるから、
そうなるんだろう・・けど、最初の気持ちは薄らいでしまっているかも。

楽しいことは上手くなった時だけ。楽しいのは、成功した時だけ。
そして楽しくなるのは、勝利を手にした時だけ・・。

・・う～ん、そうでしたっけ～？

自分たちが、子供に野球を教え始めた時、一緒にやり始めはそうだったけ～？
いや・・、今、目の前で楽しいそうに野球をやっている親子のようだったと思う。

それがいつしか・・ね～。


当然、子供が成長し、野球への濃度が高くなってくると、時には厳しさも必要・・。
ただ、一緒にできる楽しさや嬉しさは置き去りにしてほしくないな～と、改めて考える。
そうすれば、多少の上手くいかなかったことや失敗したことは大したことではない。
上手くいくこともあるだろうし、成功することだってたくさんあるし～。

まさに紆余曲折の一喜一憂・・。上り下りのアップダウンロードだ・・。


そんなこと妄想していると、いつの間にか野球の練習（？）を終えて、
手洗い場で子供の足を洗っている。お父さんが足の裏をゴシゴシ洗っているんで、
こそばいのか、男の子が大きな声で笑っている～♪ マジに楽しそうだ・・。

「「あははは・・・。」 煙草を燻らすことも忘れている・・。
そんな光景から目が離れず見とれてしまい、自分も思わず笑ってしまった～。





・・なんか、無性に昔の写真が見たくなってしまった・・。