サンガーズ奮闘記

先だっての日曜日（１８日）・・。
「第１３６回名護ブロック夏季大会（第１２１回名護市長杯・第３回ワラビーカップ）」の２日目。
Aパート（高学年の部）、一回戦の残り３試合を名護少年野球場にて無事に消化させて、
チビッ子サンガーズを応援しに、緑風学園へ向かった・・。

しかし、残念ながらチビッ子軍団はすいらんJRに４－０で敗戦を喫し、ここで終焉・・。
Bパート（低学年の部）の強豪、すいらんJR相手に善戦しましたが、力及ばすでした。

グラウンドに到着すると、サンガーズベンチの周囲にはたくさんの応援団が声援を送る。
その中に、少しベンチから離れた場所で観戦している「いつものおばあちゃん」を見かける。
「どんな様子ですか？」 観戦していたおばあちゃんに声をかけると、
あら・・ってな表情で顔を上げ、「う～ん、負けていますね～。」 笑顔で答えてくれた・・。
見れば、少し先でおじいちゃんも熱心に観戦している・・。声をかけると右手を上げる。


しかし、そのおばあちゃんの表情は実に穏やかで、負けている状況にも関わらず、
悲壮感は感じられない。・・むしろ、この瞬間（とき）を楽しんでいるようだ・・。
その視線の先は、グラウンドで頑張る孫の一挙手一投足に注がれ、必死に応援している。

まあ、勝てば何よりだが、負けたとしても健闘を讃え、また今度の試合に期待を寄せる。
子供たちを一生懸命に応援する姿は、勝敗にこだわるのは「ほんの些細なこと」に思えて、
指導者である我々が考えさせられることが多々あるのである・・。


・・毎度のことながらだが、大会に限らず、練習試合でも欠かさず応援に来てくれる。
しかも、南部などの遠方への遠征試合にも駆けつけてくれるなど、ほんとに頭の下がる思い。
「本当にありがとうございます～♪]」 見かけるたびに、そんなお礼を申し上げている。

「いやいや、私たちも大好きな野球の応援で、週末は楽しみですよ～♪」 いつもの微笑み返し。
「それどころか、いつも孫をお世話してもらって、こちらこそ感謝です・・。」 言葉を続ける。
「とんでもないです・・。」 有り難い言葉に恐縮至極・・。再び頭を下げる・・。

そんな中、「ブログ、楽しみにしています～♪」 突然の言葉に、驚いた次第で。
「おじいちゃんが『今日の更新はまだか～。』なんて一緒に見ています～♪」 さらに驚き・・。

いやはや何とも・・。ま、多くの方々の目に止まることは嬉しいことではあるが、
おじいちゃんやおばあちゃんの世代まで、日々読まれているということに対し、
嬉しさを通り越し、もはや驚嘆の声を上げざるを得ないのである・・。

「いやいや・・。勝手なことを書いてばっかりで恐縮です～。」 頭を掻きながら苦笑い。
「とんでもない・・。けっこう読み応えがあって、子供たちの様子やご家族のことなど、
いろんなジャンルにまたがって書かれているので楽しみです～♪」 益々頭（こうべ）が垂れる。

まあ～このように楽しみにされると、毎日更新せずにはいられない思い・・。
何かしら大きな勇気をいただいたような気がして・・。感謝を申し上げます。





ちなみに、明日の６月２１日（水）をもって、「サンガーズ奮闘記」が丸７年目を迎える・・。

ブログがスタートした当初、弱小サンガーズを少しでも多くの方々に知ってもらい、
その中で、練習試合の相手を見つける一助にでもなれば・・と言う思いがきっかけ。

その当時、いつまで続くことができるかは未知数であり、手探り状態で綴ってきたが本音。
それが、ここまで書き綴ることができたのは、まさに自分自身でも驚いているところであり、
なおかつ「楽しみにしているよ～。」との言葉が寄せられるたびに、喜びを感じるのである。


これまでも多くの方々にご愛顧いただきながら、様々なご意見も賜る中、どうにか継続してきた。
いろんな出来事を提供してくれるその時代の子供たちや父兄、お付き合いのある関係者など、
たくさんの方々に支えられてきたことに、改めて感謝を申し上げるところであります・・。

「これからもずっと楽しみにしていますよ～♪」 そんな言葉が大きな励みになる。
さあ～出来る限り、誠心誠意をもって書き綴っていきたいと意を強くする所存である。


・・多くの皆さん、本当にありがとうございます・・。　そして、これからもよろしく～♪