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2016年10月02日

幅跳び仲間・・。


さて、本日は「第45回名護市南体協陸上競技大会」が開催・・。
台風18号の影響が心配されましたが、素晴らしい秋空の下、無事に行われた。


幅跳び仲間・・。

幅跳び仲間・・。


まあ~1年に1度、唯一陸上競技に携わることのできる機会。
日頃の運動不足を肌で感じ、年々体力低下を実感できる日になるのは言うまでもない。
競技に向かうまでのテンションの低さと不安と言ったら何ものにも例えようがない。
「あ~あ、もう少し練習しておけば良かった~。」なんて言葉は常套句・・。
今頃、後悔してもどうしようもないですよね~。

そのことは自分に限ったことじゃない・・。
1年に1度しか会わない方々もいて、「お♪お久し振りです~。」なんて交わし文句は、
ここ数年毎度のことで、顔を合わす度に、白髪が増えてたりお腹が出ていたりと、
どう見たって、「練習してきました~。」って感じの方々は見当たらない・・。
何やらホッとするような気持ちになる。・・それは皆さん、同感のようである。

自分は例年のとおり、「50代男子幅跳び」に出場・・。
ちゃんと走れるのか?それよりも飛んで砂場まで着地ができるのか?
なんせ、飛ぶことすら久し振りな上に、ウォーミングアップで疲れてしまっている。

「練習どうぞ~。」って、跳躍計測係に促されても、誰一人、腰を上げようとはしない。
「もう~競技してもいいですよ~、練習するとそれだけで疲労が・・。」自分が競技開始を促す。
「あはは・・、では始めますね~♪」跳躍計測係の号令で競技が開始された。

今年、この50代幅跳びに出場する方々は8名・・しかいない。
あら、競技者名簿では15名ほどエントリーがあったはずだが。

ま、こんなことも毎年の光景・・。突然の体調不良や慣れない練習をやって怪我したりと、
当日のボイコットは毎年何人かは出る・・。去年、見かけた人が出てないと何となく寂しい・・。

自分の飛ぶ番は一番最後である。記録を残さないと帰れないって気持ちが不安にさせる。
みんな体に労わりながら(泣)、順序良く飛んでいく・・。やはり体力の低下は否めない。
走るスピート、跳ぶ高さなど年々低下しているのが手に取るように分かる。

・・自分と同じような気持ちで臨んでいるんだろうな~って思うと、つい共感してしまう。
飛び終えて記録が残って帰ってくると、その表情が安心しているようにも見える。

さあ~いよいよ自分の番・・。足は動くか、飛ぶときに膝は持ちこたえられるか・・。
そんなことが頭に浮かべながらスタート~。徐々に加速し、踏切り番が近づいてくる。

あ、肝心なことを思い出した・・。「踏み切るの右足だっけ?それとも左足??」
もう~考える余裕などない。タイミングが合った足で踏み切るしかない~!
結局、踏み切った足は左足。・・げ、以前にこの幅跳びで肉離れをやってしまった足だ~!

ままよ~!そのまま踏切った~。怪我した左足だったんで、少し躊躇してしまう。
体が舞うかと思いきや、そのまま低空状態で砂場に突っ込む~!眼鏡が吹っ飛んだ~。
着地直後、全身砂まみれながら踏切審判の旗の確認するために振り返る。

「白旗~。」おお~成功だ、ファールではない・・。その瞬間、安堵の笑みがこぼれた・・。
「とあえず記録は残せそうだ・・。」独り言のようにつぶやいてスタート地点にドッと座り込む。
すると、「おめでとうございます~♪」例年、この50代男子幅跳びの仲間が声をかけてきた。
「いや~まずはひと安心です・・。」何となく一体感が湧き起こり、固い握手を交わしてしまった。

それぞれ出場する区は違えど、一緒になって競技に臨む気持ちは一心同体的で、
勝負するというよりも相手の健闘を讃えあう奇妙な友情さえ芽生えているような感じである。

その後も、無事に競技を終えた「おじさんたち」が帰ってくると拍手で迎える光景が見られた。

「全員、決勝進出です~。」と跳躍審判員から通告があった。
競技者上位8位までは決勝進出となり、残り3回の競技に進むことができるのだが、
なんせ元々から8名しかいないんで、全員決勝進出となるのは当たり前ではあるが・・。

すると、頑張っていた「おじさん軍団」が続々と競技の「パス」を申告する。
当然、飛ぶ順序が早く回ってくる・・。体力が回復しないまま次の順番がくる。
「次、18番・・。」え?もう自分の番~?辺りを見ると、他の競技者が靴を脱いで休んでいる。

・・自分は決勝まで計6回(2回はファール)の跳躍を全部行った次第である。

・・で、結果は4位・・。去年のように3位入賞は果たせなかったが十分に満足である~♪
練習もせず、突然飛んで怪我もなく、少しでも屋部区の得点に貢献できたので良しである。

競技を終えた後、「ご苦労さま。」お互いの労をねぎらい合った。
「・・では、来年もこの場で会いましょう~♪」みんな晴れやかな表情に戻っている。

1年に1度きりにお会いするこの幅跳び仲間・・である。


お互い、体力の続く限り頑張りましょう~♪ ほんとお疲れさまでした・・。





Posted by UMUサン at 19:15│Comments(2)
この記事へのコメント
渡口さぁ~ん
お疲れ様でした。

県民大会でみたかったのですが?
Posted by nakama at 2016年10月03日 07:33
** nakamaさん おはようございます。**

まあ~日頃から子供たちを追いかけているんで、
大丈夫かな~って思っていましたが、
やはり、野球で使う筋肉と陸上で使う筋肉は違うようで、
けっこう筋肉痛がありますな~(笑)。
名護市の大会は行けそうですが、県民まではまだまだ・・。

来年こそ練習を積んで・・っていつもこの時期は
決意するんですけどね~。

来年こそは頑張って表彰台の一番上を目指します~♪
Posted by UMUサンUMUサン at 2016年10月03日 09:18
 
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