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2016年08月31日

ひと夏の体験・・。


さて、今日で夏休みも終了~と言っても、小・中学校は先週から新学期に入っているが、
竜誠やあかりなど高校生は、明日から新学期を迎える・・。


ひと夏の体験・・。


まず、気になることは夏休みの課題であるな。
高校生になっても夏休みの課題を心配されるなんてどうかと思うが、
一応心配しておかないと、その心配がマジに現実のものとなってしまうのだ。

「お前、宿題は終わったか~。」 竜誠に声をかけると、「・・まだ。」との返事。
おいおい、嘘でもいいから終わった~と言うかと思ったら、堂々と正直に言いやがった。
少しは心配やれよ~と思うが、高校生ともなればお尻叩いてまでは急かさない。

「で、あかりは~?」 ひとまず確認してみた。
「・・。」 ふん!竜誠と違ってやっていますよ~バリの視線で睨みつけられる・・。
ま、その表情から推測すると無事にやっているようで、ひとまず安心である。


今年の夏休みは例年に比べ、比較的のんびりと過ごせたような。
竜誠は高校球児としての最後の夏を無事に終了することができ、時間がたっぷりと空く。
あかりも夏休みの前半、高校の夏期講習に勤しんだが、あとはのんびりと時間が作れた。
凛太朗は、部活にバイトに明け暮れているらしく、今夏の帰省はなし・・。

そんな時間がたっぷりと空いた中で、竜誠とあかりはいつもの夏とは少し違った体験も行った。

竜誠は念願の「エイサーデビュー」を果たし、地域行事活動への一歩を踏み出した。
今までできなかったことにチャレンジしてみようとの意欲が思い立った夏であった。

その中で、特に目についたのは自分の職場でボランティア活動の体験である。
それは、あかりも同様にチャレンジを試みたのである。

障害を抱える子供たちとのふれあいやそれを支えるスタッフとの交流など、
体験すること全てが新鮮であっただろうし、驚きも感じただろうし、勉強となったであろう。

いずれにしても今年、ひと夏の貴重な体験の一つとなったのは間違いない・・。


竜誠もあかりも部活に明け暮れたいつもの夏と違って、違う分野で初めての体験を行うことで、
これからの進路(道)に少なからずとも良い影響を及ぼしたものになればと願って止まない・・。

かねてから、二人とも福祉系大学への進学を希望しており、そんなこともあってか、
福祉のことについて興味を持ち始め、ボランティア活動にも取り組んでくれたことは喜ばしいが、
先輩である親父から言わせると、この業界はおいそれと思うようにいかないのが常である・・。

ついでに堅ぐるしい話をさせてもらうなら、
生活困窮世帯とそれに伴う子供の貧困、地域コミュニティの役割が薄れていく中での
孤立や孤独の問題などなど・・。地域は文明の発達とは裏腹に置き忘れていくものも多々。
このような状況下において、それら諸課題を解決していくのも我々の任務である・・。

まあ~福祉系大学に進学するかといって、福祉の仕事をするかどうかは不明であるが、
仕事としなくとも「福祉=生活」で捉えるならば、今後彼らが人生を歩んでいく上で
非常に大切なことを学ぶ機会となるかもしれないのである・・。

今年の夏休みの終わりに際し、ひと夏の体験が今後、彼らの成長を加速させる
有意義なものとなってくれたのなら、こんな嬉しいことはない。


まあ~・・、自分にとっても充実した「ひと夏」となったのは言うまでもないね~♪





Posted by UMUサン at 20:20│Comments(2)
この記事へのコメント
お父さんであり、先輩。
サイコーですね〜
そんな、お父さんになりたい‼️
Posted by さく at 2016年08月31日 23:14
** さくさん おばんです・・。**

本当に同じ道に進むとなれば嬉しいことですが、
その反面、心配も尽きないですな~♪

先輩としては厳しくできると思いますが、
親父としては緩くなるかもしれないね(笑)~♪

・・特に娘には・・。
Posted by UMUサンUMUサン at 2016年09月03日 00:33
 
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