サンガーズ奮闘記

さて、「サンガーズ奮闘記」を開設して、今日で丸６年となる・・。

平成２２年６月２１日に産声をあげ、いろいろな方々の応援といただきながら、
日々の他愛のない出来事から、心に感じる思いのまま、喜怒哀楽を綴ってきました・・。

時には嬉しさに沸いた歓喜を綴り、時には悔しさにむせび泣く悲哀を綴ったりと、
自分の気の赴くまま、感じるままを自分なりの言葉で発信してきた訳ではあるが、
多くの方々が目を通していただき、いろんなご意見を寄せられたり、助言を賜る中で。
喜怒哀楽を純粋に届けられるものとして大切な存在にしている・・。

開設当初、「宇茂佐サンガーズ」という最弱小のチームを、より多くの方に知っていただき、
少しでも自分たちの頑張っている姿、痕跡を残したい・・と言うことであったが、
いつしか自分の子供たちのことや家族のこと、仕事のことから地域、学校のことなど、
様々なテーマを多岐に広げていく中で、ご愛顧いただいていることに感謝を申し上げます。





以前、こんな言葉をかけられたことを記憶している・・。

数年前、琉球セメント旗大会最終日でのこと。大会も無事に終え、グラウンドを整備していると、
「あの～、サンガーズのブログを書いている方ですよね～？」 あるお母さんが声をかけてきた。
「はあ～・・。」 背中越しから咄嗟に声をかけられたんで、気の抜けた返事になってしまった。

「娘がいつも楽しみに読んでいます～♪」 トンボを持ったまま立っていると言葉を続けた。
「この前、娘のことをブログに載せてもらって、娘は大喜びでした。ありがとうございます。」
その言葉を聞いて、すぐに思い出した・・。確か、最強女子～みたいなテーマだったかと。

琉球セメント旗大会の前の大会、この年の北部選手権大会での話のことだ。

この年の北部選手権大会では女子選手の活躍が目覚ましかった。
特に、見事ベスト４に入ったあるチームの女子選手は、もう～凄かった・・てことに尽きる。。
主力中の主力で、投げてはエースだし、打っては中軸。男の子顔負けの実力に脱帽した。

この年の北部選手権大会準決勝・・。小雨がパラつく中、相手は北部支部屈指の強豪チーム。
誰が見ても強豪チームが優位であると予想し、しかも天候は雨という悪条件・・。
強豪チームを相手に苦戦すると思いきや、まったく互角の勝負を展開している。

これほど苦戦を強いられるとは思いもしなかった強豪チームは、次第に焦りが見え始める。
雨のコンディションで手元がおぼつかないだろうと考えるや、バント作戦やら四死球作戦など、
強豪チームらしい老獪な戦術を駆使するも、その女の子はまったく動じない。

逆に、四死球作戦で打ってこないとみるや緩い球でポンポンとストライクで早めに追い込み、
バント作戦では、ぬかるんだグラウンドに気に取られることなく俊敏に処理し、アウトを重ねる。

そんな女の子のプレーに、大会役員一同が釘付けになってしまったのである。

結局、強豪チームは敗退の憂き目に遭い、その女の子のチームは準優勝を収めている。
・・この女の子一人にやられたと言っても過言じゃないって思うほど。まさに圧巻の活躍。

その時のブログはそんな内容であったのではないか・・。

「いや～、この子の活躍に惚れ惚れして・・。書かずにはいられｂなかったんです。」と恐縮。
自分のことがブログに掲載されたとあって、ますますブログを楽しみにしているとのこと。
「これからも頑張って続けて下さい～♪」 嬉しい言葉を残しながら去っていった・・。


そんな言葉をいただいて数年・・。今でもどうにか続けさせてもらっている。
一人でも楽しみにしていると言われれば、お世辞でも有頂天になってしまう（笑）・・。
「よし！頑張って続けてみるか～♪」って大きな励みにもなる・・。


ま、いつまで続くか自分にも分からないが、日々の出来事に喜怒哀楽を感じられる限り、
そしてその思いを届けようと情熱がある限りは大丈夫だろう～って思っているのではあるが・・。


・・これからも、応援やご協力のほど、よろしくお願いいたしまする～♪