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2015年11月25日

世紀の一瞬・・。


まあ~何という決着であったか・・。

去った「第131回名護ブロック冬季大会(第116回名護市長杯)」の2日目、
Bパートの準決勝戦2試合目、名座喜少年野球Bさんとの決戦で、それは起こった。

・・何と勝敗を決したのは、出場選手9名による「抽選クジ」であった・・。


世紀の一瞬・・。

世紀の一瞬・・。

世紀の一瞬・・。

世紀の一瞬・・。

世紀の一瞬・・。

世紀の一瞬・・。

世紀の一瞬・・。

世紀の一瞬・・。

世紀の一瞬・・。

世紀の一瞬・・。

世紀の一瞬・・。


翌日、大会最終日の決勝戦進出をかけての大一番。
絶対王者の名座喜少年野球Bさんとの試合は、稀に見る大接戦となった。


その日、仕事で試合に行けなかった自分があとから聞いた話である・・。

試合序盤、中盤に得点を重ね、3-0と名座喜Bさんの優位な展開で迎えた最終回、
圧倒的な劣勢の状況の中、我らチビッ子軍団は驚異の粘りを見せた。
最終回の1点を追加した後、2死後に9番の斗夢が内野安打で出塁すると、
その後上位に回り、1番元も出塁を果たし、2死ながら同点のランナーを出す。

5回表、この土壇場に2塁ランナーの斗夢、1塁ランナーの元がダブルスチールを敢行~!
この作戦がサインであったかどうか不明であるが、何やら単独であったらしい・・。
名座喜Bのキャッチャーが盗塁阻止を図るべく、3塁へ送球するもレフトに到達する暴投。

「うお~、やった~、回れ回れ~♪」って、ベンチや応援団から必死の形相での
声援が出たかどうか分からないが、そんな様子は想像に難くない・・。

それを見た2塁ランナーの斗夢は、3塁回ってホームイン。これで1点差・・。
しかも、カバーに入ったレフトまでその送球を後逸するエラーが重なり、1塁ランナーの元も
一気に3塁を駆け回り、ヘッドスライディング~♪ 同点のホームインを踏んだ~♪

「やった~、同点だ~♪」とベンチ、応援団とも狂喜乱舞した・・に違いない(笑)。

奇跡が起こったような同点劇・・。敗戦を覚悟していた中での信じられないシーンである。

しかし、まだ勝利は決まっていない。名座喜Bさんの5回裏の攻撃が残っている。
まだまだ安心はできないところではあったが、その裏の名座喜Bさんの攻撃を
3番手として登板した皓太朗がキッチリと抑えるなど好リリーフ・・。これも大きかった。

3-3の同点のまま、タイブレーク戦へと突入するかと思いきや、
ここで日没のため試合継続不可能との判断で、出場した9名による「抽選」で、
勝敗を決するとのことになったのである・・。


世紀の一瞬・・。

世紀の一瞬・・。

世紀の一瞬・・。

世紀の一瞬・・。

世紀の一瞬・・。

世紀の一瞬・・。


ここからも、その場面を見ていない自分の想像とあとから送られた画像からの話である・・。

主審の合図とともにホームベースを挟んで、死闘を繰り広げた両チームの選手が並ぶ。
各チームの子供たちが緊張した面持ちで「◯X」が書かれた紙を1枚ずつ選択する。
全部の選手が取り終えた紙を徴収し、両監督の立ち会いのもと、主審が開封していく・・。

・・あとで監督代行のまーこーコーチから聞いた話だが、
先にサンガーズが「◯」のカードを4枚先行し、これは楽勝だと思われたが、
ここから名座喜Bさんが逆襲・・。「◯」を4連発出し、4対4とタイへと持ち込んだのである。

「・・抽選でも大接戦とは・・。」 この話を聞いて苦笑いしてしまった。
あとから思ったことだが、試合ではうちらが劣勢の3点差を追いつき、抽選へと持ち込んだ。
今度は名座喜Bさんが抽選で絶対不利な状況をタイまで持ち込んできたのである・・。
あの場面に立ち会っていたら、嫌な予感が頂点であったかもしれない。

そして運命の最後の1枚・・。
抽選クジを開封した主審のコールであったのか、まーこーコーチが確認したのか
定かではないが、スッとまーこーコーチの左手が天を突き上げた~♪

「やった~♪勝った~・・。」とベンチを小躍りして全身で喜びを表現する子供たち。
その世紀の瞬間を固唾を飲んで見守っている父兄の大応援団から歓声があがる・・。

試合でも抽選でも激闘を演じた両チームに大きな拍手が沸き起こったことだろう。

「まあ~、生きた心地がしませんでした・・。」と試合後のまーこーコーチ。
ほんとそうだと思う・・。ほんとにお疲れ様と労をねぎらいたい。

そして、最後まで子供たちの勝利を信じ、声援を送り続けた父兄の皆さんに対しても
最大限の感謝を申し述べたい・・。本当にありがとうございました。


ふぅ~、何はともあれ・・。

大激闘の末、世紀の一瞬をものにした子供たちに敬意を表さずにはいられないのである。





Posted by UMUサン at 21:50│Comments(2)
この記事へのコメント
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◆UMサンさん お疲れさまです。

ものすごく現場の雰囲気とドキドキ緊張感が伝わってきました。

勝つには実力も必要ですが「運」も重要な要素ですよネ!

話し変わりますが、私は6年生最後の大会をもって、
三男坊と一緒にWingsを卒業します。

これまでブログ交流ありがとうございました。
12月県大会で「暴れ散ります」

この先もWingsとの交流よろしくお願いします。

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Posted by 宜保Wings2宜保Wings2 at 2015年11月26日 19:47
** 宜保wings2さん こんにちわ♪ **

ま、巷の野球評論家の話では、
「監督がいなかったからじゃね~の?」と
勝利の要因が出回っています(笑)。

実際のところ、自分がベンチにいないことで、
子供たちへのプレッシャーも軽減されたのではないかと、
分析しているところです。

いずれにしても、勝利の要因は我々じゃなく、
子供たち自身の力であることは間違いない。
そう自負したいですね~・・。

それと寂しい報告をいただきました。
これまで県内、いや県外までの学童野球の
最新情報をいただき、
誰もが宜保さんのブログをご愛顧していたのに・・。

今回、お子さんの卒団とともにブログ終了ということですが、
しばし充電期間をおいて、いつかまた復活されることを
貴殿のブログファンとして期待しています。

ひとます・・。
本当に長い間、お疲れ様でした~♪
Posted by UMUサンUMUサン at 2015年11月27日 17:46
 
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