サンガーズ奮闘記

今日は子供の日・・だが、ここ最近は作業の日と決まっている。

毎年のことながら部活もお休みとしている訳だが、そんな子供の日まで
部活（野球）をやると「子供の日まで野球？」なんて言われそうで、
「・・そうだね。」休んでリフレッシュすることも上達のひとつの手段だと
改めて思う次第・・。あとは子供の日をどう過ごすかが自分のテーマ。

身近に子供がいない中にあっても子供の日はやってくるのである・・。


「おとん、今日は松の木を剪定して、庭を整備して・・。」とおかん。
子供の日を含む、ゴールデンウィークの後半は野球がないことは承知。
「うん、そのつもり・・。」前々からの約束・・。いつも野球を何も言わず
送り出してくれるお礼って言っちゃ大袈裟だが、感謝の意を示すつもり。
それと、たまには家のことでもしないといけないしね・・。

そんなことで、野球が休みの日でも早起きできたのであった。

さっそく枝切りばさみや電動のこぎりを担いで外に出れば日差しが強い。
「げ、こりゃ日焼けするな。」そうつぶやくと「え？もう日焼けしているし。」
おかんが日焼け止めや蚊に刺されないためのプッシュ式の薬品を塗る。
「・・。」そうだった。昨日までの２日間、外に出っぱなしだったんで、
見れば両腕は真っ黒・・。左手首の時計の跡がそのことを証明する。

まずは伸びすぎている木々を電動ノコで伐採・・。たぶん１年振りなので
けっこうな量となる・・。「よいしょよいしょ。」自分が切り出した木を
おかんが運び出すという流れ作業。良いテンポに作業が手際よく進んでいく。

そして次に松の木の剪定・・。「真ん中にある若い芽を切って・・。」
脚立の上にいる自分に向かって下からおかんが指示・・するも、
「ん？どれだ？」おかんの言う真ん中の若い芽がどれか分からん・・。
「もう～。」下でブツブツ・・。分からないから適当に剪定するしかない。
すると「うん、そうそう。」だって。「え？当たってんの？」ま、いいか。

朝から始めた庭の整備作業はお昼寝タイムを経て午後６時過ぎまで・・。
予定していた廃棄する犬小屋や椅子を解体するまではできなかったが、
満足する内容とおかんに期待に応えられたようで、まずはひと安心。

「ふう～疲れた・・。」風呂に入ってゆっくりしていると、
「・・明日も作業の続きだよ。」おかんが夕食の準備をしながら確認する。

「・・。」子供の日、あ、いや作業の日は終わったはずだが・・。





まあ～子供の日だからといって子供らと出かけることもない中、
作業の日にすることに何ら異論はないが、やっぱイベント好きにとっては
どこかに出かけたい・・なんて思いがよぎっているのも事実なのだ。

いずれにしても・・。今日の子供の日は素晴らしい天候に恵まれて何より。
子供らにとって楽しい一日になったことであろうと想像するのだ。


自分らはとりあえず・・。明日も引き続き「作業の日」を頑張る所存である。