サンガーズ奮闘記

やはり、野球って言うのは、いつでもどこでも学び合いなのだ・・。





ゴールデンウィーク恒例の「やんばる野球祭り２０２４」の最終日・・。
最終戦となった糸満の強豪チームに１０対３に完膚なきまでに叩きのめされた。
まあ～自分で言うのもなんだが、我らサンガーズはそこそこの実力と実績を示す中、
戦前で見れば若干体格の良い我らの方に分があると思いきや、その強豪チームの
戦い振りに脱帽、感服し、見事な勝利に賞賛を送るしかなかったのである。

選手全体的に見てもけっして大柄な選手がいるわけでもなく、上位打線には
キーマンとなる上手い選手はいるものの、チビッ子たちが多々交じり威圧的ではない。

しかし、見た目だけで判断しては痛い目に遭う・・。まさに大きな学びとなったのだ。


チビッ子たち守備陣の不安も抱えつつ、ピッチャーの冷静な投球術やカバーリング。
上級生が下級生を引っ張り、下級生もまた先輩たちに全幅の信頼を寄せている。
老獪なベテラン監督の戦略もさることながら、忠実に作戦を遂行する子供たちの意思は、
目を見張るものがあり、ベンチともにチーム一丸となって戦う姿は見習うに値する。

野球に限らずスポーツって言うのは、「雰囲気がある。」とか「風格がある。」との
フレーズが多用されるが、そのことが常勝チームの実力を一層華やかに映し出す。

当然ではあるが、そんな空気を感じさせることも大きな実力の一つなのである。


敗者となった我々は、「今回はたまたまで・・。」との意識を持っているとすれば、
それは大きな勘違いであり、次も確実に完全に叩きのめされる・・。
勝者の実力を認め、見た目、実績などの先入観を払い、次はチャレンジャーとして
全身全霊で臨む姿勢を確立しなければ今回の敗戦は何の意味も持たなくなる。

戦いは何があるか分からない・・。そんなことを改めて認識させられた敗戦・・。
今回の敗戦がもたらした意味を噛みしめ、次への教訓にと活かしていきたいものだ。


今回もこのゴールデンウィークで大事なことを学ばせてもらった・・。
これからますます精進して、勝利者に劣らない姿を身につけることが決意となる。

勝利だけが成果ではない・・。もっと有益な学び合いを得ることが必要なのだ。


敗戦がもたらした意味をこれからの糧にしていきたいと強く刻む所存である・・。