
2017年09月16日
試合前の「儀式」について考える~♪
今シーズンになってからだが、試合前に変な(?)かけ声をかけている・・。
ほら~、試合前、ベンチ付近に選手が円陣を組み、「わ~、わ~・・。」と選手たちが
声を掛け合い、選手一人を円陣の中央に誘い込み、押し合いへし合いしながら
「気合い入れて行くぞ~。お~!」って・・。一つの儀式的みたいな・・。
まあ~、チームによってはいろんなタイプがあって、かけ声のみだけのもあるし、
口笛が交じったものもある・・。様々な気合いの入れ方があるようで・・。
学童野球では良く見る光景ですよね~♪
・・そんな儀式的(?)なものをサンガーズ軍団がやり出している・・。
まずは大きく円陣を作って、その中心に皓太朗(?)が立って指笛を「ピッピピピー」って鳴らすと、
周囲で円陣を作っていた子供たちが手拍子を打ち、かけ声をかけながら中心に集まってくる。
すると、「ワーワー」って子供たちがお互い何かを言い合い、その後、皓太朗が指笛を鳴らすと、
手拍子を打ち、かけ声を出しながら「必勝~!」って叫びながら両手を大きく広げる・・みたいな。
ま、ちゃんと見てないので、詳しくは知らないのだが、大会であろうと練習試合であろうと、
試合前は、必ずこの「儀式」をやっているのである・・。
今シーズン当初は照れもあってか、少し完成度が低かった。
「おい、恥ずかしいのであればやめたら・・。」なんて見るに堪えないものであった。
しかし、練習(?)したのか、今じゃ完成度が上がっている。
試合に臨むにあたり、気合いを注入しよう~って意味合いだろうが、
やってる本人たちはにこやかな表情なんで、気合いを入れているって感じには見えない。
彼らの試合前のひとつの「ルーティン」ってところでしょうね~。
・・そう言えば、竜誠なんかも良くやっていたな~ってその光景を見るたびに思いだす。

「竜誠~、試合前に円陣を組んで、かけ声を掛け合っているけど、何て言ってる・・?」と聞いた。
「ん?そんな大それたことはやっていないよ~。」ってそっけない返事。教えないって素振りだ。
「おい、いいから教えろ・・。」しつこく聞く。「・・・。」もう~・・って顔している。
「まずは、ピーピーピーって口笛吹きながら、みんなを呼びよせて円陣を作って~・・。」
「うんうん。」ま、そんな感じだ。
「その後、円陣を『わ~!』ってみんなで叫びながら円陣の中心に集まってきて~・・。」
「そうそう、そんなこともやってるな。それで~?」
「それでみんなで『イチロー選手はスター!空にあるのはスター!海にあるのはヒトデ!~。』
「・・・。」なんじゃそれ~?
「それをみんなで叫んだ後、成瀬が『ノンノンノン』って言った後~・・。」
「・・・。」成瀬の仕草は詳しく聞いていないが、おおよそ想像はできる。
「・・で、『オレたちはスター!!行くぞ~!パンパパパン(手を叩く)オ~!』みたいな。」
「・・・・・・・。」まあ~いいけど、誰が考えたんだ~?
「・・そんで、気合いは入る~?」再び聞き返した。「うん♪ めちゃ盛り上がる・・。」
「・・バカ。」気合いが入るか~って聞いているんだけど。まあ~盛り上がりはするだろ~ね・・。
いずれにせよ、これで試合前の闘志にスイッチが入り、良い方向に行ってくれれば申し分ない。
まあ~しかし・・。こいつらがいろんなことを考えることは今も昔も変わらない・・。
そんな中、常日頃だが、口酸っぱく言っていることがある・・。
「グラウンドに立てば、いろいろ考えなくちゃならない。自分自身や同じグラウンドに立つ
仲間同士でしか助けられないぞ~。監督、コーチはベンチで指揮をとったり指示をするが、
打席ごとの勝負やバンドやエンドランのサインなど、きっちり決めるのは自分たちだし、
それがうまくいくかどうかは仲間で支え合うのだ・・。」って子供たちに言ったことはあるが・・。
こんな「儀式」の中で、仲間のつながりが一層強くなり、それを最大限に活かす。
仲間のつながりを練習の中だけで培うのではなく、他愛もないことで効果があるのであれば、
そんな「儀式」を止めさせることもない。逆に必要なものになってくるのではないか・・。
この試合前の「儀式」が完成度を増せば増すほど、仲間のつながりは強くなっている・・って
思ってもよいのかな?・・さらなるバージョンアップを期待しているのである。
・・まさか、試合前の「儀式」がうまくいくか否かで、その日の調子の善し悪しはないだろうな~。
Posted by UMUサン at 22:30│Comments(0)