サンガーズ奮闘記

さて・・。今週の日曜日（１７日）は「平成２９年度屋部小学校運動会」が挙行される・・。

過去にPTA会長を拝命していたこともあって、毎年案内をいただいているのだが、
サンガーズの子供たちの頑張る姿も一目見ようと、楽しみにしているところである・・。

まあ～子供たちの野球で見ている姿と学校で見る姿は、違っているだろうし、
普段から「野球だけ頑張るなよ～。」って口酸っぱい言っていることもあって、野球以外でも
頑張っているということを確認する意味でも、学校行事にはなるべく顔を出すようにしている。

もちろん、学生（児童生徒）は学校生活や学業が本分であり、それが適切に実践されなければ、
野球（その他のスポーツもだが。）を頑張る意味を成さないってのは当たり前のことであるし、
また、野球（その他のスポーツも。）そのものを最優先させてはならないのである・・。

・・だから、学校生活・学業での頑張りは、野球を頑張っているという結果であってほしいし、
それを目指しているからこそ、野球を頑張らせたいという思いであるのだ。


そんな中、毎年楽しみにしている運動会であるが、今年は特に楽しみにしていることがある。
それは、サンガーズの子供たちとそのお父、お母による「親子リレー」なのだ・・。
普段は運動を怠っている（？であろう）お父やお母が、子供たちと一緒に勝負をかける。
６年生がメインとなるこの親子リレーに、サンガーズ親子がエントリーし、しのぎを削るのだ。

もうすでにエントリーしている親子は把握しており、その勝負の行方に注目が集まっている。

ま、こんな機会じゃないと真剣勝負なんて滅多にしない。
日頃、野球などで真剣勝負をしている子供たちの気持ちも少しは理解できるだろうし、
頑張りによれば、お父やお母たち自身の「威厳」を示すことだってできるチャンス。

是非とも、大いに活躍してほしいと期待しているのだ・・。


ここ２週間余り、我らサンガーズの間では、何かと「親子リレー」の話題で盛り上がっている。
出場することに大変だな～って臨むのか、それとも、ここは一番やってやろう～と意気込むか
気持ちの持ち方ひとつで大きく変わってくる・・。


「うちのお母は耕耘機だし・・。上には弾むが、一向に前には進まない。」ってグチるお父。
「いやいや、お父だって長くもない足が絡んで転びそうで、足手まといになる。」とお母。
「うちはカミさんが足が早いので、スタートダッシュをかければ何とかなる。」と作戦を明かせば、
「遅いお母をカバーするため、走る距離を短くしようかな。」 なんて策を講じることに終始。

「・・・。」 戦前、いろいろと舌戦を繰り広げ、お互いプレッシャーをかけ続けてはいるが、
「まあ～その前に練習したら・・。」ってアドバイスを送り、戦う気持ちを鼓舞させている。

どうやら、走って勝つのではなく、どうにか相手を揺さぶり、心理戦でもって優位に立ち、
勝利を呼び込もうということらしい。・・もはや、親子リレーの純粋な対決の域を超えているのだ。

親子リレーと言えば、過去に経験済み・・。我らも家族（親子）の威信をかけた大勝負であった。
運動会が近づく頃には幾度となく練習を繰り返し、本番当日に備えた・・。作戦も入念・・。
「やるからには勝つ・・。」 そんなモチベーションをおかんに植え付け、闘争心を決起させる。

そしてその結果、凛太朗が入学しての６年間、その同じ組では無敗という記録も打ち立てた。
さらに、竜誠やあかりの時もそうであった・・。まさに、我が家の「負けず嫌い」が炸裂したのだ。





「どの親子が勝つか楽しみ～♪」 なんて、さらに勝負心に火をつけさせているのだが、
練習しているような素振りは見当たらない・・。「ぶっつけ本番で行くか・・？」とさえ思える。
それとも陰で練習しているかもしれないし、はたまた諦めているのではないだろうな・・なんて、
いろいろと予想を思い浮かべることも、楽しみにひとつだ・・。マジに本番が楽しみである。

とりわけ、今年はどの親子が勝利を手にするかは予測不可能ではあるが、
いずれにしても、楽しくも激しい戦いになることは必至・・いや、必死となるであろう（笑）。


さあ～覚悟を決めろ・・。こちらも「笑う」覚悟は十分にできているぞ（笑）～♪