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2017年08月23日
夏の甲子園で感じたこと・・。
「第99回全国高校野球選手権大会」は第14日に行われた決勝戦・・。
埼玉県代表の花咲徳栄が広島県代表の広陵を14対4で圧倒し、春夏通じての初優勝を飾り、
また、埼玉県勢としても夏の制覇は史上初となり、熱き夏の甲子園が閉幕した・・。
まあ~それにしても、花咲徳栄の攻撃力(打線)は凄まじい・・の一言に尽きる。
ここまで全試合で9点以上の得点を叩き出すと言う強力打線は、対戦校を飲み尽くし、
新たな高校野球の歴史を塗り替える戦い振りではなかったのではないだろうか?
いや、優勝した花咲徳栄高校だけじゃない・・。惜しくも準優勝となった広島広陵高校も
その打撃力は圧巻で、特に3番の中村奨成選手は最多本塁打、最多安打、最多塁打の
打者部門で、今までの記録を塗り替える驚異的な活躍を成し遂げた・・。
「甲子園では打たねば勝てない・・。」 そんな定説が生まれつつあることを実感したのだ。
第99回夏の甲子園大会期間中、こんなことがあった。
大会4日目、8月11日(金)の第3試合、興南VS智弁和歌山戦の時のこと・・。
興南高校の試合を観戦したあと、あだね川公園で練習するぞ~とまでは良かったが、
思いも寄らない興南の初戦敗退・・。しかも6点差をつけながら逆転負けを喫した・・。
少し・・、いや、だいぶ落ち込みながら練習に向かう途中、今日の練習メニューを考える。
「・・やはり、バッティング練習だな。うん。」 智弁和歌山の強力打線が脳裏に思い浮かんだ。
その日の練習メニューは、翌日12日(土)の「第12回うるま市長杯大会」2日目の前日。
2回戦勝てばダブルヘッダーとなることもあって、守備練習を中心に軽めのメニューを予定。
しかし、興南の初戦敗退を見て、軽めの練習メニューの予定が吹き飛んだのである。
その試合、興南は序盤のリードを守りきれず、智弁和歌山の強力打線の前にあえなく撃沈・・。
両チームの打撃力の差は歴然であり、圧倒された光景が記憶にまざまざと焼きつけられた。
「よし!今日はバッティング練習を中心にするか・・。」 そんな思いがにわかに浮かび、
あだね川に到着する頃には、「打たないと勝てない。」 それが確認へと変わったのである。
・・今年の夏の甲子園は、自分にとってそんな思いを強く印象づける大会となった。
優勝した花咲徳栄に然り、準優勝の広島広陵も東海大菅生や盛岡大附属にしたって、
その強力打線は圧巻であり、立ちはだかる投手陣を粉砕する攻撃力は、まさに強大・・。
それは、甲子園大会最終日となった今日まで変わることのない風景となったのである。
・・来年の夏は第100回目の記念大会・・。出場チームも56チームと史上最多になるとのこと。
今年の夏以上に攻撃力上位、そして壮絶な点の取り合いとなる大会が繰り返されるのか・・?
それとも、強打者や強力打線をねじ伏せる豪腕投手、好投手が誕生してくるのか・・?
さらなる野球の景色が変わるかも・・。いろんな可能性を期待させてくれるのも事実。
・・いずれにしても・・。今年も熱き夏を感じさせてくれたのは言うまでもない~♪
Posted by UMUサン at 22:40│Comments(0)