サンガーズ奮闘記

・・なんか、子供たちがすこぶる調子がいいような・・。

先だっての「第２３回おきでん旗」の２回戦、大きな大会の雰囲気に飲まれ、
内容も結果もだが、自分たちの野球ができず、悔しい敗戦・・。
少し落ち込んでいると思いきや、まあ～すこぶる調子がいいってような。

切り替えが早い年代なので、そういうことかな～？っても思いますが、
なんかふっきれたような表情を見せている。

・・特段、声が出ているとかではなく、ひとつ一つの動きが切れている・・というか、
バッティング練習で打席に立つ顔が引き締まっているというか・・。

事あるごとのアドバイスも短く済む・・。長い言葉はいらない。
一人に言えば、周りにいる子供らにも染みわたっている感じ。
「はた？どうしたものか・・。」と思わず周囲を見渡してしまう。


負けて間もない後の練習にしては、上々の「立ち上がり方」である。
練習後のミーティングにおいても然り・・。話を真摯に受け止めてくれている。
発する一言一句がすぅ～っと出て、すぅ～って飲みこんでいっているような。

練習後、父兄に「なんか、やっと来たか～って感じだね。」とグラウンドに目をやり、
ポツリとつぶやく・・。子供たちは「恒例」のスイング練習に勤しんでいる。
「？？」 何が～って感じではあるが、子供たちの姿は何かしらの変化をもたらしている。

ほんの少し前までは、目配り気配りをやらないと手を抜くことも多々あったが、
見れば、しっかりとバットを振り込んでいて、秘めた気合いがほとばしっている・・。

・・う～ん、うまく表現できないが、雰囲気が変わったような・・ていうか。


この数日間、そんな彼らに対峙して自分自身、肩の力が自然に抜け、
気負うことなく平穏な心持ちになっていることも確か・・。
間近に迫った全国大会に向け、逆に「こんなでいいのかな・・？」なんて脳裏をよぎる。

「ま、いいか・・。」 気の向くまま心感じるままでいいのかもしれない・・。






《オール上間戦の『静かなミーティング』・・。大声は逆に届かない時もある・・。》


いよいよ高野山旗全国大会まで一週間を切った・・。
明日の日曜日は、その全国大会に向けた最後の練習試合。
東風平星さん、新城エンジェルスさん他、よろしくお願いします～♪

まあ～県下屈指の強豪チームに対し、自分らの野球がどこまで通用するか、
練習試合と言えども大事な一戦となるのは間違いない・・。
今の自分たちの力を十分に推し量ってきたいと思います～。

・・とは言うものの、気負わず冷静に・・。「静かなる闘志」で臨む所存である。

もしかしたら、まだまだ秘めたる力を持っているかも・・とそんな予感がしてならない。


素晴らしい一日に期待・・・。皆さんも有意義な週末を・・。