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2017年07月05日

野球バカ狂想曲・・。


以前、同級生との飲み会での話・・。

「俺さ~、『三度の飯より野球が好き』なんだよな~。ウィ~。」
もう、だいぶ酔っ払っていますな・・。

「なあ~、そうだよな・・。ウィ~。」と肩に腕を回しながら酔い顔を近づけてきた。
「そうか。そうかもしれんな~。」 グラスを傾けながら、あら~、始まったぞ~と思った。

こいつは、野球好きの同級生K・・。(実名はご勘弁を。)
しかし・・、何故だか自分の長男はサッカーに精を出している
まあ~自分の息子がやっていることは応援しないといけないんで、
せっせと応援には行っているらしいが・・。野球好きの本人にとっては不本意らしい。

・・だから、飲むと出てくる「三度の飯より野球が好き。」の台詞・・。


すると、「ほんとか~。ほんとに三度の飯より野球が大事か~!ウィ~。」との叫び声・・。

・・出た。もう一人の登場人物。
「三度の飯より・・。」の話になると、必ずと言っていいほど参戦する、もう一人の野球バカ。
残念ながら(笑)、こいつも同級生・・。その名も同級生0。(こいつも実名はちょっと・・。)

「飯を食べないで野球ができるか~!」 おいおいその台詞は前にも聞いたことがある。
いやいや、そういう意味じゃなくて、それぐらい野球が好きだって例えの話なんだから・・と、
説明しようと思ったが、酔ってもいるし、無駄だからやらない。

「いや、俺はできる。野球で飯が食える・・。」って同級生K。
見れば、酔っ払い過ぎて頭が上下しているではないか。
野球で飯が食える~?プロかお前は~と突っ込みたくなったが、
酔っていて、無駄だから、こいつにもやらない・・。

「・・で、お前はどんなか~。ん・・。」 左側から攻めてきた。
しまった・・、超~野球バカの二人に挟まれた・・最悪のパターンだ。

「・・野球をやってる時は野球が好きだし、飯も食べる・・。ま、両方だね~。」
持つ手のグラスの氷がすっかり溶けて、水っぽくなってる酒を飲み干した・・。

そこで、同級生K・・。
「いや、お前も野球バカだ。自分の子供もいないのに少年野球の監督をするなんて
バカの何者でもない・・。分かるか~。ウップ~。」 ・・くっそ~。バカバカ言いやがって。
でも、反論はやらない。これ以上、争いの渦を大きくしたくないし、巻き添えはごめんだ。

すると、同級生Oもさらに続く・・。
「そうだ。お前はどんなだば・・・?」 もう~ややこしいし、面倒臭いな・・。
グラスが空になったことに気づいて、自分で酒と氷を注ぎ足す。

「・・だから、両方好きってことではダメか~?」 野球が好きか飯が好きかの話じゃないが。
グラスの氷を人差し指でカラカラ回す・・。

もう~、両サイドを男に挟まれて、どっちが好きか~みたいなことが、他の席の人に聞かれたら
なんか、危ない話しているって勘違いされるだろうが~・・。まったく~。


野球バカ狂想曲・・。


「お前ら!本当にうるさい~!」って言おうと思ったが、
よけいにやっかいなことになるので止めた。
とりあえず、心の中だけで叫んだ。

その後も、自分を真ん中に挟んで激論してる・・。席はいっぱい空いているのに~。
なんで、野郎3人、かたまって話してるば~って感じですけど・・。

ま、野球も好きだし、当然ながら三度の飯だってちゃんと食べる・・
しかしだ・・。その両方と同じぐらいに「野球バカ」も好きであるのだ。


もう~二度とこいつらとは付き合わん・・とは思うけど、また行くはずね。多分・・。





Posted by UMUサン at 19:45│Comments(0)
 
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