てぃーだブログ › サンガーズ奮闘記 › 「勝ち抜く」ために・・。

2017年06月01日

「勝ち抜く」ために・・。


・・ここ最近はあまり思わなくなってきているが、
以前までは、他のチームの「練習方法・内容」が気になっていたもんである・・。

「はた、練習内容はどうなっているのだろうか?」だとか「練習日や練習時間は~?」などと、
自分たちの練習方法や内容が効率良く、かつ効果的なものになっているんだろうか・・って、
見比べてみたい・・なんて、「・・見学に行ってみようかな。」 そんな気持ちを常に抱いていた。

特に、強豪と言われるチームにはその関心度も高く、「真似をする。」ってことではなく、
「ちょこっと参考にしてみたい・・」と思う訳で、チャンスがあればその機会を伺っていた次第。

そんな中、練習試合や大会などで対戦する前の練習では少し参考になることも多く、
自分らの練習はコーチなどに任せて、相手チームの練習の仕方を眺めていたもんである。
ランニング(アップ・ダウン)やキャッチボールの仕方から、守備やバッティング練習などなど。
与えられた短い時間の中で、有効な練習方法を的確に行っているチームも数多くいたりして、
今までも多くのチームから学ばさせていただいているところなのである・・。

ま、自分らの練習の状況と言えば、週3日が基本・・。その他はチビッ子軍団が練習する。
ランニングに始まり、キャッチボールまでは定番。その後が例年と少し違っているのだ。
練習のほぼ大半はバットを振りこんでいる・・。ロングティーバッティングやシートバッティング。
そして練習の締めには約200本スイングなど・・。打撃練習に重きを置いているのだ。

それもこれも、ここ2,3年は打撃が振るわず、苦戦していたというチーム事情・・。
失点を3点以内に抑えるそこそこの投手陣を揃えるも、その1、2点さえ跳ね返せない。
先に得点されれば、そこでほぼ勝敗の大勢が決まってしまうほどの貧打戦に悩む。


「打撃をどうにかしなければいかんなあ~。」 なんて感じていた今シーズンスタート時。
昔から懇意にしていた強豪チームの監督さんと意見を交える機会(ま、飲み会ね。)があった。

その時の意見の中に、「打てなければ勝てないです・・。」 そんな言葉に心を動かされた。
県大会出場は当たり前の既成事実・・。その県大会でも上位ランクとしてに位置づけられ、
県下でもその名を轟かせているチームの監督さんの言葉だ・・。

ましてや、打撃向上が我らにとっての大きな命題・・。心に染みない訳はない。

「エース級を2枚揃えるのはなかなか・・。ならば、打ち勝つ方法も考えないとね・・。」
ご承知のとおりだが近年、学童野球では投手の「投球制限」が設けられている・・。
そうなれば、ダブルヘッダーなどの試合日程が組まれる大会において、エースは連投できず、
1試合目を勝利し、臨む2試合目はどうしても2番手が投げざるを得ない状況が生まれる・・。
連戦を想定した場合、どの試合にどう先発ピッチャーを起用するかは、各チームの監督さんの
腕の見せ所であり、その反面、悩みの種にもなるのである。

・・当然、初戦を勝たなければ次へは進めないので、必然的にエースを初戦に・・と言うのが、
もっとも正攻法な起用方法だが、無事に勝ち進んだとき、「さて、2試合目はどうしようか?」と、
悩むか、それか「ま、どうにかなるだろう♪」って希望的観測を発動しなければならないのだ。

厳しいトーナメントだったり、連戦だったりを勝ち抜くためには、投手力だけに頼ることなく、
打撃力も向上していかなければならない・・とのことだろうか・・。
それが、「打てなければ勝てない・・。」との言葉が実感として物語っていることであろう。

「勝つってことは、『勝ち抜くこと』・・か。」 そう感じたのである~。


まあ~子供たちの体格のこと、チームカラーや指導方法、目指すプレースタイルなど、
すべてのチームに当てはまるものでもないが、やはり、打てるチームは魅力を感じる・・。
今シーズンのサンガーズでみれば、「打つ」ことがもっとも適したチームスタイルであり、
逆に、細かく洗練された「スモールベースボール」的なことが不得意なこともあって、
そのことが、より一層打撃向上のための練習に拍車をかけているのである・・。

「よく打ちますね~♪」 相手チームの監督さんに声をかけられると、いつもの常套句。
「いや、打つことしか我々はできないんです~。」 マジに謙遜でもなんでもない・・。

・・我々にとって「打つ」ことが唯一、「勝ち抜く」ために残された道なのである~♪


「勝ち抜く」ために・・。


「さあ~まだまだだ・・。もっと気合いを入れて振っていけよ~。」
自分の檄(げき)が夕暮れ間近のグラウンドにこだまする。


そうだ・・。我々は「勝ち抜く」 ために今日も黙々とバットを振り続けているのだ・・。





Posted by UMUサン at 22:10│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。