サンガーズ奮闘記

まあ～詳しくは知らないのだが・・。
竜誠ら日本福祉大学準硬式野球部が去った日曜日（２８日）に名城大学と対戦。
結果、勝利をものにし、大阪大会（？これもよく知らないが。）に派遣が決定したとのこと。







「おとん～、竜誠なんか勝ったらしいよ～♪」と美容室に行っていたおかんからの速報。
「ええ～！マジか～。」 読谷遠征が中止となり、グダグダと家で過ごしていた雨の日曜日。
そんな朗報に一瞬で目が覚め、ダイニングソファーから飛び起きてしまった・・。

・・しかし、なんでまた、野球の朗報が最初におかんにいったのは何故だろう？

「それは知らない。ひとまず竜誠に電話して聞いてみて。」
・・と言うわけで、速攻で竜誠に電話を入れたってことなのである。

早速、竜誠に電話。「おとん～、勝ったよ～♪」 ん？勝った割には声が小さく低い。
「なんだ？声が小さいけど。」 そう言うと、「うん。ミーティングが終わったばかり。」とのこと。
聞けば、まだ周囲に人が残っていて、自分と話すと思わず出る「訛り」が恥ずかしいらしい。

「アホ～。自分のお国言葉が恥ずかしい～ってあるか～！だから・・。」 話を続けようとすると、
「あのさ～、電話してきたのは野球のこと？それとも訛りのこと？」 竜誠が自分の言葉を遮る。
「あ、そうだった。野球のことだ・・。いや～勝ったらしいな。おめでとう～♪」 我に返ると、
「・・・・。」 竜誠が沈黙している。「アホなのは、おとんのことだと思うけど。」 自分も沈黙する。


どちらがアホかはさておき、「・・で、試合はどうだったんだ？」 やっと本題に入る。
「最初はコールドゲームの展開だったけど、徐々に追いつかれて・・。」 少し声が大きくなる。
試合結果は、１３対１０・・。「なんでか～？」 「知らん。」 「・・・。」 アホ、知らないってあるか。

「・・で、お前はどうだったんだ～？」 先だっての愛知大学戦では代打で２塁打を放った。
「うん。三塁線を抜きそうな当たりだったけど、好捕されてしまった・・。」 ほお～・・。
大学に入って打撃好調・・。守備力はイマイチだろうから、得意の打撃でアピールするしかない。
そんな甲斐あってか、１年生ながらもベンチ入りを果たし、自分を大いに盛り上げている。

凛も東海選手権時にはベンチに入っていたし、来たる８月の全国大会へ出場を決めている。
竜誠もそれなりに頑張っているとなると、ますます愛知県へと飛びたくなるって訳である・・。


「・・だけどよ～・・。」 急に声が小さくなりトーンも低くなる。「ん？なんでか～？」
聞けば、派遣の決まった大阪大会は、沖縄で言うちょうど旧盆の時期に重なるらしく、
「あ～帰省して屋部でエイサーしたかったし～。」 これかテンションが低くなる理由である。

・・なるほど、野球に関しての朗報が自分にではなく、最初におかんに言ったのは、
そんな理由があったのか～って推測したのである。。
自分だったら、「野球に行け～。」ってなるはずだから、まずはおかん相談したってことか。

「アホか～！大会を優先せーよ～！お盆は来年もやってくる。」 予想通りの返事を放つ。
「おとんがアホじゃん。先祖様を迎えるのは大事だ～っていつも言ってるし～！」って逆襲。

「アホ～、お盆って言うよりエイサーのことを心配している。練習はどうする～？」 自分も反撃。
「ちゃんと練習はするし・・。当たり前さ～。おとんがアホじゃん・・。」 負けずに打ち返す。

「何言うかアホ～。」 「何だってアホ～。」 「あほ・・。」 「あほ～！」 どっちもどっち・・。
「ふぅ～・・。」 ま、どっちがアホかはさておき・・。


まあ～とりあえず、竜誠～、大阪大会への出場、おめでとう～♪