てぃーだブログ › サンガーズ奮闘記 › 「納得解」の定理

2017年05月09日

「納得解」の定理


ちょっと少し難しい話を・・。

さて、試合に出れるか出れないかは・・、関心が高いものですよね~。
当然、選手となる子供たちばかりか、特に保護者にとっても気にあるところである。

やっぱ、自分の子供が選手として出場し、ヒットを打ったり、良いピッチングを披露したり、
勝利に貢献し、ヒーローになって、そのうえ、試合にも勝つ・・。もう~至上の喜びです。


・・がしかし、試合に出れるのは限られる。(ま、途中で選手交代はありますけど。)
野球で言えば9名。サッカーでは11名。バレーボールでは6名だったり9名だったり・。
そんなことは、その他のスポーツでも言わずと知れたこと・・。

相手に勝つってことも大切だけど、まずは、そのチームの「メンバー」に選出されること。
もし、「勝負をかける」と言うならば、自らのチーム内での戦いから始まることになるのだ。


そんな中、指導者はどんな考えで、そしてどんな理由で持って選んだのか。
はたまた作戦遂行の上で、何故この戦法を選択し、実行したのか・・?
すべての人たちが納得できるような、あるいはさせるようなことは難しいことかもしれない・・。

・・では、どうする?

選手になった子は良しとして、選手になれなかった子は残念がるだろうし、
その保護者の何らかの不信感はぬぐえないものがあるだろう・・と思う。

・・じゃあ~、ほんと、どうしようか・・。

「納得解」の定理

《・・分岐点ってやつ・・。》


決断した場合、それは「唯一無二の正解」に導くことは至難の業であることはご承知のとおり。

選択するにあたり、まずは自分が納得していることと言うことが必要最小限の条件となり、
そして、なおかつ自分の周囲で関わる人たちを納得させていく努力が必要となるのだ。

それが「納得解」としての定理・・・。

このことは、スポーツの世界のことだけじゃない・・。
それは「子育て」であったり、「教育方針」であったり、はたまたそんな重要なことに限らず、
日々の生活を営む上で、繰り返す様々な選択過程の中で存在しているのである。

まあ~実際のところ、やってみないとそれがふさわしいかどうか、正解かどうか分からない。
やってみて間違いならばやり方を変えてみる。それでも合わないならば、また変えてみる。
そして、いろいろ試行錯誤をしながら、より良い方向へと導き出していく。

そのためには、自分の考え方をできるだけ発信し、いろんな人たちの意見に収集する。
導かれる道は一つじゃないという「納得解」を得るには、そんな「情報発信と収集」という作業は
是非とも必要なものとなるのである・・・。


選択し決定した一つを「絶対正解」にしなければならないとなればプレッシャーとなるが、
「正解」にはいくつもの道はあると・・考えれば、それは自分自身にとっての「納得解」であるし、
自分の周囲の関わる人たちにとっても「納得解」となるのではないだろうか・・?

常にそんなこと意識しながらやっている・・ってことじゃないですが、
しかと自分の考えを伝え、いろんな方々(子供たちも含めて)に耳を傾けたいってことを
心がけるようしていきたいとは思っているところである・・。


あら~、長かったGWの休み明け・・。頑張って仕事をやったせいでしょうか、
少し堅く、真面目な話になってしまった~。


・・ま、たまにはいいですかね~こんな話も・・。どうか、お許しを~。





Posted by UMUサン at 22:15│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。