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2017年04月05日
適正なジャッジを招くには・・。
さて、「第22回北部地区少年野球選手権大会(第4回JAおきなわSS杯)」も
いよいよ大詰め・・。今週末の土日にあと2日間を残すのみとなりました。
ベスト16に残った顔ぶれは、北部北ブロック6チーム、北部南ブロック5チーム、
そして名護ブロックが5チームと、大会2日間の激闘を勝ち抜いたということに
ふさわしいチームであり、紛れもなく実力も兼ね備えたチームであると言えよう。
しかし、波乱も満ちた大会でもある・・。
各ブロックの春季大会の優勝、準優勝チームがすでに敗戦の憂き目にあったこともあって、
まさに群雄割拠・・。勝ち残ったどのチームも頂点に手が届くチャンスがあり、
その結末は誰にも予測不可能ということは間違いないのだ・・。
そんな実力伯仲のチーム同士の戦いは、どのゲームとも素晴らしい内容となるのは必至であり、
1つ1つのプレーや監督の采配一つが勝負を大きく左右していくのは言うまでもない。
・・ただ、勝負の行方を左右するのは、選手たちのプレーや監督の采配だけとは限らない。
その試合の進行管理を円滑に行う審判員のジャッジも大きな要素となる・・。
ストライク、ボールやアウト、セーフの判定はもちろんのこと、
反則投球(ピッチャーボーク)の指摘やフェア、ファールの見極めなど、
試合中において、その判断を求められるジャッジは多岐にわたり、一瞬たりとも目が離せない
また、審判員とは公明正大であり、判定には絶対的な立場を貫かなければならず、
威厳をもって、その大役に臨まなければならない。
審判員の役目とは、大変なものであると改めて痛感させられるのである・・。
しかし、審判員も人間であり、正確無比な判断を下し続けることは皆無であり、
当然のことながら、ミスジャッジも起こりえる・・ということは想定しておかなければならない。
そんな1つのミスジャッジが勝敗を左右することもあることを覚悟しなければならないのである。
今回の北部選手権においても、多少のミスジャッジが見受けられたのも事実。
勝負を左右し、勝敗を決した場面であったことも確かである。
当然あってはならないことだし、今後に向けての是正が必要となるであろう。
・・ただ、審判員の技術の向上を図るだけが対策となりうるのであろうか?
プレー側に回る子供たちや指導する我々には問題はないだろうか?
目の前の勝敗を意識し過ぎるあまり、公正な試合進行を妨げていることはないだろうか・・?
例えば、普段の練習試合などから、不正投球(ピッチャーボーク)の指摘を怠ったり、
適正な時間を設けず、長々と試合を行ったり、監督のサイン指示にも時間がかかったり、
ネクストサークルでの待機のやり方であったり、コーチャーズボックスへの配置が遅かったり・・。
大会本番時を想定した練習試合になっているかどうか・・ということである。
円滑な試合進行は緊張感をもたらし、ミスジャッジを減少させることにつながるのではないか。
ということは、審判員が試合進行を管理していく中で、チームとしてそのことに協力していく。
コーチャーを早めに配置させる、ネクストバッターズサークルでの準備(役目)を徹底させる、
サイン指示を短めにすることを心がける、攻守交代は駆け足で行う・・などなど。
はたまた、ルールを遵守し、しっかりと子供たちに浸透させていく。
ご父兄の皆さんにも・・。
ミスジャッジを少なくする取り組みは、我々にも協力できることが多々あるのだ・・。
確かにミスジャッジについて、決して容認できるものでもないし、
北部支部の役員として、審判員の肩を持つと言うことでもない。
審判員の技術向上を目指すことは、必須条件であるのは間違いないことであり、
切磋琢磨を続けることは必要不可欠なことである。
それと同様に、試合の内容を充実させる取り組みは我々にもできることであり、
そのことが適正なジャッジを生み出す一翼になっていると言うことも確かなことである・・。
素晴らしいプレーに、素晴らしいジャッジがコールされるよう、ご協力をお願いしたい~♪
Posted by UMUサン at 23:20│Comments(0)