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2017年03月23日

「真の強さ」を感じて・・。


・・嬉しいことに、「子どもたち、元気ありますね~♪」なんて、良く言われる。


まあ~それが取り柄って言うか、「元気」のことについては日頃から口酸っぱく言っている。

ボールを上手に取る、ヒットを打つ、走塁を鍛える・・。
1つ1つのプレーに磨きをかけるには、まず「元気がある」ってのは基礎中の基礎。
それをなくしては、どんな競技においても始まらないと思っている次第で・・。

「元気があれば何でもできる・・。」なんて言葉を良く耳にしますが、
まさに的を得ているんじゃないかと思います~(笑)。


でも、いつでもどこでも元気を出し続けるって簡単そうで、実は難しいことでありまして、
ミスした場合は落ち込んで、元気がなくなる、下を向く・・というのが必然的。
当然、チームが勝ってる、自分の調子が良い時は元気が出る訳であり、落ち込んでいる時こそ、
どうにか気持ちを立て直して元気を取り戻し、上を向くことは大事なことでしょうな~。


・・・かと思っていても、落ち込んだ時に元気を出すってことは至難の業・・。
声を出しているからと言って、お!元気があるな~とは言い難い場合もある。
体の「芯」から元気が出せるということにならなければ、「真」に元気があるとは言えない。

しかし、声を出す・・ということと、元気が出るということは密接な関係がありまして、
声を出すことによって、元気が出る~ってことにつながっていく場合が多い。
車で例えれば、「元気を出す」エネルギーをエンジンと考えれば、
「声を出す」ことは、いわばエンジンを起動させるスパーク・プラグ(点火栓)のようなもの。
つまり、エンジン(元気の素)に火をつける(声を出す)ことが必要なのである・・。

だがら、「元気を出させる」ためには、やっぱ「声を出せ~!」ってことになりますな~。


以前、ほんとに素晴らしい少年野球チームと出会いました・・。

何が素晴らしい~って、そりゃもう、こっちもつられるほどの選手たちの満面の笑顔に、
ついつい応援している父兄からも「何か、こっちまで楽しい気分になるね~♪」との声がチラホラ。
また、元気の良い声を響かせ、のびのびと野球を楽しみ、チーム全員が一つの目標に向かって
自主的に声を掛け合う姿は、それは羨むほどの感動的なものでした・・。


指導者であれば、十分にお分かりでしょうが、
小学生の子どもたちが「自主的に声を掛け合う」ことができると言うことは、
並大抵の指導では、子どもたちにその真意を、その意味を理解させられるものではない。

まして、笑顔となると「ウソ笑顔」なんて、できるはずもないですから、
あのニコニコ顔の子どもたちは、心から試合を、そして野球を楽しんでいるってことです。


小学生ではなかなか、メンタル的なことを理解するのは難しい場合が多々あります。
それは仕方なく、「監督に言われて出す掛け声」であったり、中には、しょがなく渋々と
「コーチに怒鳴られているから出す元気」ってのもあったりします・・。

子どもたち自身で自主的に声を掛け合う風景は、指導者にとっては憧れ~とも言えるでしょう。


もちろん、自主的に声を掛け合う、笑顔で楽しむ「ニコニコ」野球が絶対的な強さを誇るとは
言い切れませんが、でも、元気が良く、心の入ったチームは決して侮ることはできません・・。


「真の強さ」を感じて・・。


この元気いっぱいのチームとの試合、どうにか勝利を収めることができましたが・・・。


試合終了後、相手の選手たちが、うちのベンチ前に整列して、
挨拶して行きましたが、どの子もみんな「ニコニコ」顔で、とても印象的であった。
・・とても、負けたチームの選手の顔ではありませんでしたね~・・。

そんな笑顔の子どもたちを前に、深々と頭を下げられずにはいられませんでした。


試合後のミーティング・・。うちの子どもたちに相手チームの素晴らしさ、
「真」の強さとはなんぞや~ってことについて、トクトクと話したのは言うまでもない・・。


自分たちもまだまだ道半ば・・。「真」の強さを追い求めていきますぞ~♪





Posted by UMUサン at 22:30│Comments(0)
 
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