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2017年03月07日

優勝の喜びの裏で・・。


我らサンガーズ・・、第5回フラワーフェスティバルベースボールトーナメントで見事優勝・・。
昨年度の第4回大会に引き続き、2連覇を達成しました~♪


優勝の喜びの裏で・・。

優勝の喜びの裏で・・。


大会初日、初戦の相手は第135回名護ブロック春季大会の準優勝チーム、
名護すいらんマーリンズとの一戦・・。初戦からいきなりの強豪チームの気合いが入る。

先発の胡珀(5年)が無難な立ち上がりを見せ、初回の相手の攻撃を無得点に抑えると、
その裏の攻撃・・。相手投手の乱調につけ込み、ワイルドピッチで先制点をあげる・・。
2回以降も制球が定まらない相手投手を攻め込み、また守備陣のエラーも絡めて加点。
この試合は、10対1で5回コールドで勝利を収め、好調発進を見せる・・。

続く2回戦の名護少年野球クラブ戦・・。先発マウンドに智大(5年)が立つ。
序盤に先制し、2回まで4対0と先行するも、今ひとつ攻撃の波に乗り切れない。
無死満塁などで3,45番の主軸を迎え、いくつもチャンスをつくるも凡打のやま・・。
結果、ワイルドピッチなどで得点することが精一杯となる。

すると、最少失点で乗り切る相手チームが徐々に息を吹き返してきた。
3回表、2死から下位打線に出塁を許し、上位に回るとタイムリーヒットと味方のエラーで
3点を取り返される・・。4対3と1点差に迫られると、相手が俄然勢いづいてきた。

4回裏に1点を追加し、2点追加し、6対3と引き離すも、2死よりまたもや1点返され、
6対4と2点リードしているにも関わらず、チームの雰囲気は負けているかのように重い・・。

5回裏、「そんな空気を吹き飛ばしてこい・・。」 檄を飛ばすと、やっと目覚めたかのよう。
ヒットと四球で無死満塁のチャンスをつくると、2番智大がセンターオーバーの3塁打、
3番胡珀が右中間を抜けるランニングホームランで一気に5点を奪取し、勝負を決めた。

結局、11対4で5回コールドで勝利をものにすることができた・・。


大会2日目の第1試合、相手は大北オーシャン。
1回裏、大北の攻撃。ピリッとしない先発の胡珀の立ち上がりを攻められ、1点を先制されると
続く2回にもスクイズで加点される。その後1点を返すも、4回裏、2死1塁からライトオーバーの
3塁打を打たれ、3対1とリードを許してしまう・・。試合の流れは完全に大北ペースである。

我ら攻撃陣は、相手投手の緩急をつけたピッチングとアウトコースへの抜群のコントロールに
タイミングが合わず翻弄され、凡打を築き、チャンスの糸口さえ見えてこない・・。

そんな敗戦ムードが漂う中、チームに渇を入れたのは下位打線の頑張りである。
粘って四球を選ぶなど必死に出塁し、上位打線へつなぐ気持ちが全面に現れる・・。

そんな中、5回表に1点を取り返し、なおも2死1.2塁とチャンスで迎えるは7番章平(5年)。
思い切りの良いバッティングに定評がある章平の放った痛烈な一撃がセンター右横を襲うと、
センターが後逸・・。ボールが後方へ転がる間に、一気に章平もホームを駆け抜ける。
この回、一気に4点を奪取し、5対3と逆転に成功・・。一転してムードが変わる。

その後、2番手の湧斗(4年)が完璧なリリーフを果たし、5対3でゲームセット。
苦しみながらも勝利し、決勝戦進出を果たしたのである。


そして迎えた決勝戦は、第135回名護ブロック春季大会の王者、名座喜少年野球・・。

初回の我らの攻撃。相手先発投手の制球難につけ込み、無死満塁の先制のビックチャンスを
つくるも4番皓太郎のホームダブルプレーと5番湧斗も打ち取られ、無得点に抑えられる。
その裏、相手の攻撃では2死から3番の2塁打、その後3塁へ盗塁を敢行されると、
4番打者に外角のボールをセンター前に運ばれるタイムリーヒット・・。1点先制を許してしまう。

その後、制球に苦しむ相手投手から再三チャンスをつくるも、1本が出ない・・。
その間に、タイムリーヒットや三本間の挟殺プレーミスなどで得点され、3対0とリードされる。

まったく元気のない打線を引っ張ったのは、この試合でも下位打線の頑張りであった。
5回表の攻撃。下位打線が粘り、出塁すると相手投手のリズムに狂いが生じ始める。
このチャンスに2番智大のタイムリーヒットなどで2点を返し、なおも塁上にランナーを置き、
粘り強い打席で相手守備陣のミスを誘い、4点を奪取するビックイニングとなり、逆転に成功。

その後は、徐々に調子を上げた先発智大が最後まで投げきり、無得点を続ける・・。
結局、6対3で逃げ切り、春の王者に一矢報いることができたのである。


優勝の喜びの裏で・・。

優勝の喜びの裏で・・。


しかし、手放しでは優勝を喜べない・・。初戦の戦いから試合内容に納得いかない。
特に主軸打線が振るわず、チャンスに一本が出ないタイムリー欠乏状態・・。
一番に期待できる場面にも関わらず得点できず、残塁が多かったことも大きな反省材料。

しかしながら好材料もあった・・。下位打線の粘りである。
ヒットは生まれにくかったものの、追い込まれての粘りは相手投手に苦痛を与え、
四死球でも出塁するという気持ちとその実践力は高く評価したい。

その結果、優勝に結びついたといっても過言ではないのだ・・。


まあ~内容はどうあれ、優勝することができたという結果については安堵しているし、
その優勝という喜びの裏には、まだまだ精進しなくてはならないことが存在したことも確か。

さあ~ここから出発・・。さらに心技体共に充実を図っていく所存である。


・・ま、いずれにしても、保護者の皆様にはお喜びを申し上げたい~♪





Posted by UMUサン at 21:25│Comments(0)
 
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