
2017年01月06日
哀愁の3学期・・
さて・・、今日から3学期がスタートですな・・。
当然、サンガーズの子供たちは無事に冬休みの課題は済ましているだろうな~?
冬休みに入ってしばらしくして、「早いうちで宿題は済ませておけよ~!」って念押し・・。
「はいは~い♪ もう~終わらせました~♪」 自信満々に手を挙げている子や
「・・・。」 顔を下に向け、うつむき加減で返事もせず、視線を合わせない子などなど。
「分かっているとは思うが、やるべきことはちゃんとしないといけないぞ~」って、
日々口酸っぱく言っているのは周知のとおり・・。
・・当然、野球のことだけじゃない・・。学校生活であったり、家の手伝いであったりと、
新たな年を迎えても積極的に実行していく~って気持ちは何ら変わらない・・。
今年も日々日常において口酸っぱく言い続けていく覚悟であるのだ。
まあ~、サンガーズの子供らに限らず、自分たちの子供たちも例外ではない。
「ちゃんと宿題や課題はやっているんだろうな~?」 そんな台詞は休み明けの常套句。
小学生ならまだしも、高校生になってもその台詞には変化がない・・。
「あ~忘れていた~。」 竜誠、あかりとも今までまったく頭になかったような返答に、
「・・マジか~。」 まさか、明日から学校だ~ってことも忘れちゃいないだろうな~と疑う。
小学生の時は、いろいろとお手伝いもできたが、高校生ともなると自分らには手に負えない。
数学での微分積分なんちゃらって話になると、自分らの日常会話の中では死語となっている。
問題の解答はもちろんのこと、設問さえも難解で、頭どころか体中が痛くなるのだ(笑)・・。
いずれにせよ、学年最後の学期を終えると次の学年へと進級になる訳だが、
特に竜誠に関しては来春大学へと進学するので、卒業を迎える高校生最後の学期となる。
「もう卒業か~。」 あっという間の3年間・・。ほんとに早いもんである。
高校合格発表の緊張の一瞬から始まり、ついこの間まで野球に明け暮れた毎日を過ごした。
それに伴って、我々も宜野座までの送迎の日々・・。昼夜・土日問わずの行き帰り。


去年の12月18日(日)、「宜野座高校野球部3年生を送る会」が行われた際、
子供たち一人ひとりから監督やコーチ、親たちの感謝のメッセージが発表された。
ま、引退から月日も経っていることもあって、涙なみだの発表会にはほど遠い・・。
お涙頂戴というよりも、「どうやったら受けるか?」のオンパレードに会場は大爆笑の嵐。
中には、「引退した後は楽しいぞ~!」って叫ぶ奴もいて、現役球児たちには刺激的な(?)
発表もあったりして、例年では見られない3年生送る会となった次第である・・。
うちの竜誠、しんみりの態度で「親愛なる父上、母上・・。」との冒頭の言葉に拍手の渦。
もしかして、こいつの言葉に泣くかもと覚悟していたが、まったくそんな雰囲気も生まれない。
言葉を続けていくなかでの会場爆笑に、本人はしてやったりの笑顔満面の満足気な表情。
「・・バカな奴・・。」 あまりにもアホらしい発表に苦笑いするしかない・・。
しかし、本当に楽しくも充実した高校生活が送れたようで、彼の言葉・態度に凝縮されている。
彼の発表している姿と対峙しながら、そんなことがふと頭に浮かび、アホな内容とは裏腹に、
何かしら感慨深い気持ちが去来して、ある種の感激を覚えたのである・・。
「おとん~、泣きそうになった~♪」との言葉に、「なるか~!」って一撃。
そんなアホな奴も高校を卒業していく予定(笑)・・。本当に感謝しきりである。
さあ~、残された高校生活も残りわずか。
迎える最後の3学期を悔いなく、楽しく、有意義に臨んでほしい。
そして別れと出会いが交錯する中、楽しかった日々が思い出へと変わる。
卒業までカウントダウン・・。どうやら「哀愁の3学期」となりそうである・・。
Posted by UMUサン at 20:20│Comments(0)