サンガーズ奮闘記

さて・・。１月３日（火）、「興南学園成人式」と「新春のつどい」が開催されました・・。













今年で成人を迎える第５１期卒業生・・。
男性はスーツを着こなし、女性は振り袖で艶やかに、すっかりと大人の雰囲気を醸し出す。
丸坊主にユニホーム姿の記憶が残っているだけに、バシッと正装し、髪型を決めていると、
ほんとに誰が誰だか確認困難・・。挨拶されるたびに名前を聞き出す始末なのだ・・。

「二十歳にもなればこうも様変わりするものだ・・。」 と口々にリピートしてしまう。


午後２時からの興南学園の式典のあと、午後５時から第５１期野球部の成人式の予定。
今年７月に新しくなった野球部寮の食堂を会場に、美味しい料理とお酒が華やかに並ぶ。
新成人を今か今かと待ちながら準備に大わらわの父兄の顔はどれも笑顔満面なのだ・・。

そして、午後６時前に第５１期野球部卒業生の成人式が執り行われた・・。

我喜屋優監督の新成人に贈る言葉を皮切りに、真栄田部長の乾杯の音頭、
第５１期保護者会会長の山田会長の挨拶など、一様に式を進めた後、懇親会に入る。
二十歳にもなれば当然、お酒なども解禁となる訳で、とっくに成人となっている我々同様、
美味しいお酒が楽しい会話の潤滑油となっているようだ・・。

宴がクライマックスになろうとする頃は、誰もが座っていた席や場所を移動し、
あちらこちらで懐かしい昔話や近況報告、将来のことについて花を咲かせている。

すると、隣で一緒にグラスを傾けていた父兄がしみじみと一言・・。
「こんな光景を見るなんて夢にも思わなかったね～。」

高校球児時代は甲子園目指し、レギュラーを目指し、ベンチ入りを目指し・・と、
お互い切磋琢磨の一喜一憂の中、共に戦い抜いてきた仲間としても支え合ってきた。

・・彼らの大人になった姿であっても、そんな思いは変わらないでいるのだ・・











そして、これからも我々や子供たちはより一層強い絆を紡いでいかなければならない。
これから迎えるかもしれない幾多の試練や困難を乗り切るためにも・・。


さあ～決意新たに・・。彼らの輝かしい前途を念願せずにはいられない～。