サンガーズ奮闘記

いやはや何とも・・。今日も大変な一日であったな～。









本日の午前中は、数久田少年野球JRさんとの練習試合。
数久田少年野球JRの皆さん、ありがとうございました～♪

ま、チビッ子たちが午前中、１試合だけだったんで、ついでと言っちゃなんだが、
先方にお願いして、３年生以下のチビッ子たちも練習試合はやったってことで・・。
やるのは良かったが、これがまた大変な試合になっちまった（笑）。

「それでは、チビッ子たちも練習試合をやるぞ～。」前日の練習時に通告すると、
「やったやった～♪」練習終了後のミーティングでせっかく円陣を組んでいたのに、
チビッ子たちは喜びのあまり、四方八方に駈け出してしまったではないか・・。

・・と言う訳で、本日の練習試合の当日を迎える。
我らBチームの試合が先だって言うのに、もう～ソワソワし始めて落ち着かない。
「ね～ね～、僕等の試合はまだ～？」自分がベンチに座っていると、肩を叩いてくる。
「・・・もうちょっと待ってね～。にぃにぃ達から先に試合をさせようね～。」って言い聞かせる。

この子ら１、２年生は、もはや監督とは思っていないらしく、どこかのおじさんと思っている。
いや、おじさんならまだ年上っての認識はある・・。しかし、話しかける言葉はまるで同級生だ。
「あはは・・。監督～、まるで同級生だね～♪」その様子を見ていた父兄がにやける。
「だからよ～。」 もう～試合前から大変なことになりそうと予感させるのだ・・。


第１試合目はBチームと数久田JRのゲームは、５対２で無事に勝利。
初回に煌典（４年）の２塁打を足がかりに、２点を先取する幸先の良い立ち上がり。
しかし、先発の湧斗（４年）が２回裏の相手の攻撃時にいつもの（？）乱調が飛び出し、
２点を献上・・。３対２と１点差まで迫られる・・が、後続をしっかりと押さえる。
その後は、相手投手の乱調に乗じて２点を追加し、そのまま５対２でゲームセット・・。

まあ～来週に大会本番を控え、まずまずの内容で、ひとまず安心っていったところ。


続いては問題のチビッ子たちのゲーム・・。
「先発メンバーを発表するぞ～。」と集合をかけると喜び勇んで駆け寄る。
う～ん、メンバーが１５名ほどいるな～・・。全員出せないと後でクレームがつきそうだ。
よし、全員守備をしてみよう。先方に「全員守備でお願いします。」と提案すると快く承諾。
どうにかチビッ子たちをケンカさせずに、試合が出来そうである・・。

結果は、しっかりと５イニングまでこなし、１０対２で敗戦となる・・。うん。予想どおりではあるが。
試合の内容と言えば、もう～ハチャメチャすぎて報告できないので、ご勘弁願いたい・・。

まあ～まともに投げれないし、捕球できないしで、ボールが来ればサッカーのディフェンスごとく、
１つのボールに全員が集まる・・。せっかく捕ってもファーストがいないとか、セカンドがいない。
一向にアウトができない・・。うん、これも予想どおりとなってしまったのである。

ベンチではチビッ子たちの珍プレー珍プレー（？）に和やかな雰囲気となる。
勝敗の行方など二の次・・。ボールに触れば大歓声、バットに当たれば大歓声なのだ。
子供たち同様、見守る父兄も試合ができることに大満足～って言ったところなんだろう。

そんなチビッ子たちの今の時期、目指すところは勝利じゃない・・。
ま、結果勝てば、それはそれでいいが、まずは野球に慣れ親しむが優先となる。
試合を通じて技術やチーム力向上などは先の先の話。今、求めるものではない。

子供らも応援する父兄も、まずは野球を楽しむことが大切なのである。
エラーしてもよし、三振してもよし。今はブカブカのユニホームで大きなグラブを持って、
自分の背丈に近いバットを持って、ひたすらに野球をやることがいいことなのだ。


試合後のミーティング・・。「まずはちゃんと捕って投げることが先だな、うん。」
みんな静かに聞いてくれている・・。試合前の狂喜乱舞の姿は見られない。
試合に負けて悔しいのか、自分の思い通りのプレーができなかったのでしょぼくれているのか、
そのことは定かではないが、ちゃんと自分の話が聞けるよう円陣ができていることが、
まずは、今日の成長である・・。最初はそんなものでいいんじゃないでしょうか～。


「監督～、今日は１試合だけですか～？」って、チビッ子たちが駆け寄る。
おいおい、お前らの試合は１日１試合だけにしてくれ、そうじゃないとこちらが持たない（笑）。

しかし、何も慌てることはない・・。今日は今日でその成長を感じられればいいのだから・・。
ご父兄の皆さんも、気持ちにゆとりを持って気長に見守っていきましょう～♪

今はこんなだが、あと少しもすると、信じられないスピードで成長していきますから・・。


・・今日も素晴らしい休日が過ごせて、感謝を申し上げます～♪