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2016年10月19日
運命のドラフト・・。
さて、明日(10月20日)は、「ドラフト(新人選択)会議」が開催される・・。
今年も高校、大学、社会人と有望な選手が目白押しであり、注目されているところである。
俗に、オリンピックが開催された年は「豊作の年」だと言われている。
ちょうど4年前の2012年、ロンドンオリンピックの年もそうであった・・。
大谷(日本ハム)、菅野(巨人)、藤波(阪神)、小川(ヤクルト)、鈴木(広島)、則本(楽天)と
ドラフト会議で入団し、現在のプロ野球界を支える超一線級の選手となり、活躍中なのである。
そして、今夏もブラジル・リオオリンピックで大いに沸いた年・・。
今年は田中(創価大)、柳井(明治大)、山岡(東京ガス)と社会人、大学球界を始めとし、
高校BIG4と呼ばれる寺島(履正社)、今井(作新)、藤平(横浜)、高橋(花咲徳栄)など、
4年前のオリンピックイヤー同様、いや、それ以上に次世代のプロ野球を担う人材が豊富で、
明日のドラフト会議は例年になく、大きな注目を集めることになるだろう・・。
スカウトされれば、夢と希望を抱いてプロの世界へ飛び込み、輝かしい未来が待っている。
小さな時から抱(いだ)ていた夢が実現するか否か、そんな大きな運命の日でもある・・。
そんな運命の日は、スカウトされる選手本人のみならず、その親であったり、
野球の指導者なども心待ちにし、指名されれば、歓喜に湧く姿が映し出される・・。
しかし、どの選手もプロ野球選手になるのが、夢の終点ではなく、
この世界で活躍することが夢の成就となるのである・・
このことは、厳しいプロの世界で過酷な日々が待ち受けることを意味し、
過去の実績など、この世界では、ほんの参考にする程度のものであり、
厳しい世界で戦い生き抜かなければ、あっという間に夢が打ち砕かれるのである。
「・・そういえば、何年か前に騒がれたあの選手は見ないね~?」とおかん。
このドラフト会議の時期になると、我々は思い出したかのように話が出る。
ドラフトを経て、ルーキーイヤーを迎え、継続的に話題にあがるのは大変なこと。
それほど、この世界は過酷なのである・・・。
このドラフト会議が行われるこの時期、各球団より「自由契約選手」も通告される。
悔しくも道半ばで夢破れ、第2の人生を余儀なくされる選手もまた多数・・・。
・・・いかに、この世界は厳しく過酷なものだと痛感させられる次第である。
現在、プロの世界で活躍している選手は、このような世界で必死に耐えしのいで、
幾度とない逆境にも生き残り、日々の努力を重ね、乗り越えて達成されたものであり、
あわせて、家族や周囲の人たちの支えがあってこそだと、痛感せずにはいられないのである。
今年スカウトで入団する新人選手に然り、次の檜舞台を目指している選手に然り、
また、第2の人生を歩まざるを得なかった選手に然り・・・。
・・・行く道に輝かしい未来が開けていくことを願ってやまないのである。
Posted by UMUサン at 23:45│Comments(0)