サンガーズ奮闘記

我々の業界で良く使われている言葉に「短期目標と長期目標」ってのがある・・。

介護の世界で言えば、
病気や事故によって身体機能が低下し、今までできていたことができない状態にある場合、
その身体機能を取り戻すためにリハビリを施し、その機能の回復を目指していく中で、
「まずは５メートルが歩行できるようになる・・。次は１０メートル・・。」 これが短期目標となる。
その短期目標達成が積み重ねていき、「今までの生活を取り戻す」ために努力する。
そんな目指すべき将来の姿が長期目標と位置づけられるのである・・。

このように、身近で達成すべき目標があり、将来はこうでありたいと願う目標になるのと同時に、
逆に、身近な具体的な目標が進まず、なかなか実感（体感）できない目標となれば、
「ほんとにそうなるだろうか～？」と将来の姿に不安な気持ちを持ってしまうことになるなど、
短期目標が達成できず、長期目標の挫折を余儀なくされる場合だってある・・。

・・これが、短期目標と長期目標である。


野球で例えば（またまた野球で申し訳ない、）・・。
１日１００本素振りをする・・とか、１日３㎞ランニングするなど、その日々の積み重ねで、
バッティングを良くすることや体力を強化していくってのが短期目標であり、
その結果、野球が上手になって、将来はプロ野球選手になりたい～ってのが長期目標・・。

いわゆる、日々の短期目標の積み重ねが長期目標につながっていくということだ。
それって、とても大切なことだと思います・・。


目指す目標は、大きくても高くても困難であってもいいが、１日１日の積み重ねが重要で、
それを怠っていては、目指す目標はいつまでも大きいままで高いまま、困難なままである・・。
やはり、日々の努力なしでは、目指すべき目標に達しえないのだ。

しかし、短期目標を達成し続ければ、目指すべき目標に到達するかといえば、
それは・・必ずそうなるとは限らない。それが世の中の厳しさかもしれませんね～。


また、「長期目標が達成するかどうか確実じゃないし～。」と半ば諦めてしまい、
短期目標すら達成しようとする努力を怠ると、長期目標の達成がよけいに遠のいてしまう。

・・そうでありたい（そうなりたい）と強く願うのであれば、
どうしても、日々努力せざるを得ないのである。・・より「なりたい姿」に近づくために・・。


ただ言えることは短期目標を頑張って、長期目標に達しえない場合であっても、
それに向かうための努力（過程）は大切であり、決して無駄なものではないと確信している。

むしろ、その方が大きな価値があるのではないだろうか・・。


日々、短期目標達成に努力している諸君が、その過程で大きな価値を見出し、
なおかつ、長期目標を達成できるようになれば、それは素晴らしいことなのである～♪

大きなことを成し遂げるためには、目の前の小さなことから取り組むのが大事・・。





長期目標が短期目標を起動させる。


さあ～大きな目標を掲げ、小さな目の前のことを大切にしよう～♪