サンガーズ奮闘記

皆さん～こんばんわです・・。

今日はまた、昨日の天気と打って変わって爽やかな晴れ間ですね～♪





さて、昨日のチビッ子たちの練習での話・・。

「監督どんなします～？」 なんて、先にあだね川公園に着いている父兄から一報。
自分の事務所の方がまだ雨は降っていないが、宇茂佐上空は雨が落ちてきているらしい。
「う～ん・・。もう少し待ってみたら～。」ってお願いし、子供たちを待機させる。

仕事も終え、急いで事務所の外に出ると、大雨になっているし～。
「あ～あ、これじゃ練習は無理だわ・・。」と思いつつ、先陣の父兄に連絡を入れる。
「なんか大雨になってきたんで、やっぱ練習は中止にしよう。」 子供たちに帰宅を命じる。

すると、あだね川公園に着いた途端、厚い雲の切れ間から日差しが差し込んできた。
「あら～中止にした途端、晴れてきたし。なんでかね～？」なんて思って車から降りると、
ちょうど雨宿りしている一人の子が自分に近づいてきた・・。。

「監督～、練習の日に雨なんてやっぱ日頃の『行い』が悪いんですか～？」 なんて言う。
「へ？」 突然そんな事を言うもんだから、自分の事を言われているかと思ってしまったぞ。
「まあ、そうだな・・。お天道様も神様の一人だし、野球にも神様がいるって話だ。
・・ってことは、やはり日頃の『行い』を見て神様が天気を判断しているかもしれないな～。」

「・・でも、野球はみんなでやることだから、みんなが日頃の『行い』を良くしないと
いけませんよな・・。」 お～、けっこう突っ込んできますな・・。
「そうだ・・。みんな一緒に良くしないとダメだ。」 ここぞとばかりたたみかける。

そんな話の相手は２年生・・。サンタクロースの存在をまだ信じている年頃だはず。
天気の神様や野球の神様の話だって信じてくれるだろう。

すると、その子が逆にたたみかけてきた・・。
「だったら、練習試合の時、相手もいるから自分たちだけじゃいけないね。
相手チームの子供たちも日頃の『行い』が関係しているってことになりますね～。」

「う～ん・・。」 たしかにそうではあるが・・。
「相手のことは目が行く届かないって現実があるしな～。」なんて答えようと思ったが、
そんな風に答えてしまったら、自分が「天気の神様」になってしまうじゃないか～。

なんか、だんだん２年生との会話じゃなくなってきたような感じがしてきた（笑）。
・・う～ん。もっと良い言い方はないか思案した。


「よし分かった・・。野球する時は相手が強い弱いどうのこうのじゃなく、自分たちの野球が
できるように頑張るだろ・・。それと一緒だと思うけど・・。まずは自分たちのことだ・・。」
何とか答えを絞り出すものの、何やらジッと自分の顔を見つめている。視線をそらす

「じゃあ～、監督とかコーチとか、お父さんお母さんの日頃の『行い』も大事だね～♪」
その子にそんなことを言われかねない気がしてきた・・。これは、まずいぞ～って直感する。。

そういうことを言われる前に、
「分かったら、早く片づけして帰る準備をしなさい～。」 慌てて帰り支度を促すと、
「分かりました～♪」 駆けていった・・。

・・ふう～。危なかった。

まあ～天気の善し悪しと日頃の『行い』との関係性は定かではないが、
大好きな野球が雨に邪魔されぬよう、少しでも日頃の『行い』のことを気にしてくれたら。
そして少しでも良い方向へなってくれればと願って止まないのである・・。

「我々も日頃の『行い』に気をつけねば・・。」 そんなこと思いながら車に向かうと、

「・・お♪」


少し日頃の「行い」のことを意識したせいか、何となく晴れ間が戻ったような気がした～♪