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2016年07月28日

檄の嵐・・。


さて、ここに来て、我らチビッ子軍団コーチ陣の熱血指導がヒートアップしている。


檄の嵐・・。


今シーズン、これまで第132回名護ブロック春季大会低学年の部で準優勝を皮切りに、
第133回名護ブロック夏季大会低学年の部で悲願の優勝を成し遂げたほか、
去った第1回島田杯・北部支部予選会ではベスト8入り・・と、そこそこの成績を収めている。

しかし、これぐらいの成績で満足してはダメだ~って言わんばかりの熱の入れようである。

・・いや、この熱き指導は成績のことでの理由ではない・・。
野球に向き合う心構えや姿勢を成績に見合うようにするためのものなのだ。

「おら~、気合いを入れて声出していこう~!」 「ひとつのプレーを大切に・・。」
子供たちの動きに合わせ、その都度、コーチ陣の激しい檄が飛んでいく~。
ま、自分と言えば、その様子に特段申し述べることもないので大人しく観戦しているわけだ。

第1回島田杯の打ち上げ会、コーチ陣との飲み会の席上、こんな話を提案した・・。
「野球ばかり強くなっても、他(学校生活や勉強など)で不十分じゃ意味がない。」と。
グラスを傾けながら真剣な眼差しを自分の方に向けて聞いている。

「野球の練習も大切だが、それ以外のことも大切・・。プレーに直結すると思うよ。」
その真剣な眼差しに応えるかのように、自分の方も相手を真っ直ぐに見据える。

つまり、野球以外のことも熱心にやっていこう~ということ。
我らがコーチ陣、大きく頷きながら聞いている。

我が子が現役のプレーヤーで活躍中なので、その真剣さはハンパじゃない・・。


「こんなことじゃ真の強さはものにできないぞ~!」 「気持ちを込めろ~。」
子供たち以上に闘志に火がつき、その勢いにグラウンド中が熱気を帯びている。
「・・・。」 その様子をベンチに座って見ているのも、何となく申し訳ないように感じになって、
練習の邪魔にならぬよう外野あたりを当てもなくウロウロする始末なのだ(笑)・・。

当然ながら、その熱血指導は練習後にも及ぶ・・。
道具の後片づけや整理整頓、ミーティング中の姿勢、グラウンド挨拶のやり方などなど。
とどまることを知らない「檄の嵐」は、最後の最後まで手を緩めないのである・・。

「お疲れさん・・。」 練習後、芝生に腰を下ろして休憩しているコーチに声をかける。
「あ、いや、ありがとうございます。」 いやいや、こちらこそありがとさんである。
「活気があっていい練習ができていると思うよ。チビッ子たちにしては満足だ。」と言うと、
「まだまだこれからです・・。あの言葉を肝に銘じて・・。」 残りの飲み物を一気に飲み干す。
「・・・。」 やはり、あの飲み会での自分とやり取りした話が残っているようなのだ・・。

ま、強敵のチビッ子軍団相手に、何事もなく順風満帆に行くとは思わないが、
紆余曲折の右往左往しながら、負けじと向き合っている今が勝負どころである。

まあ~山あり谷ありの上下降の乱気流・・。まだまだ順調にはいかない。
子供たちを鍛えているが、実は我々も鍛えられるし、試されてもいるんだ・・と告げると、
「・・はい。」 コーチの額の汗が夕暮れに照らされ、光っている・・。

さあ~残されたシーズン、子供たちへ「檄の嵐」は届くか・・。


まずは、今週末に迫った「第34回名護地区防犯大会」に挑む~!




Posted by UMUサン at 21:45│Comments(0)
 
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