サンガーズ奮闘記

今日は言わずとしれた、七夕（たなばた）である・・。

願い事を短冊に書いて、笹の葉につるす・・。すると、叶うって話ではあるが、
子供たちが小さな頃は、保育園なり幼稚園、小学校で願い事を笹の葉に託すって
イベントが毎年恒例となっているが、さすが子供らが大きくなると恒例行事も影を潜める。

まあ～、「スーパー戦隊ヒーローになりたい♪」 「お姫様になりたい～。」みたいな、
そんな大きな夢と希望のある願い事が短冊いっぱい埋め尽くしたもんだが、
やはり、大きくなるにつれ、よく周りが見えてくるのか、その願い事もより現実味を帯び、
願い事・・というよりかは将来への目標に移り変わり、その道に向かって邁進するようになる。

たしかに、スーパー戦隊ヒーローにあるためにはどうすればいいのかは悩むところだが、
現実的に言えば、俳優になってそのような番組で配役として演じてもらう・・ってことで
叶いそうなことだが、子供たちのスーパー戦隊ヒーローになりたい夢はそんなもんじゃない。
自由に空を飛び、手から光線を出して、恐ろしい怪獣たちをやっつけることなのだ・・。

しかし、ほんとにそんな恐ろしい怪獣が出てきたら日本はおろか、地球だってひとたまりもない。
そうなれば、国家同士で争っている場合じゃない・・。一致団結して地球を守らなければ。
まさに映画のような「インデペンデンスディ（独立記念日）」にならなくちゃいけないのだ・・。

・・少し、大人的な妄想を膨らまして申し訳ない・・。


去ったこの前、仕事で市内の中学校で福祉の講話をしてきた時のこと・・。
将来の夢について語るところがあって、子供たちに尋ねてみると、
さすがに「スーパー戦隊ヒーロー」はなかったが、驚きの答えが返ってきたのである。

「将来は、PTになりたいです。」とか「CSWになるためにはどうすればいいですか？」って。
「へ？」 まさか中学生からそんな福祉の専門職の話が出るとは思わなかった。
つまり、「PT」とは理学療法士のことで、リハビリなど機能回復を専門に行う仕事であるし、
「CSW」はコミュニティソーシャルワーカーと言って、地域の様々な困り事を受け、解決に導く
相談・支援業務のスペシャリストなのである・・。

ま、福祉に関する勉強であったんで、そんな福祉の専門用語が出てきたとは思うが、
それにしてもなかなか出るもんじゃない・・。しかもそんな職業があるって知っていることに
自分たちの時代とはまるで違うな～と痛感せざるを得ないのである。


そんなわけで、今日は七夕（たなばた）・・。
将来、叶うか叶わないかを想定して願い事を決めてしまったら何となくそっけない。
今を思い描いている夢を純粋に願ってこそ、大きな価値があるんだろう。

現実、非現実なんてことはなしにして、大いに願い、記するべし～♪
願って叶うもんじゃない・・なんてことは思わずに、願ってこそ、まずは始まりなのだ。

そうだ・・。子供だけじゃなく大人だって願い事は今でもたくさんあるんだ。
自分だって、短冊を何十枚も使って願いたいことは山ほどあるのだ。
（ま、少し物欲的なことになってしまうんだけどね・・。）





そういえば、こんなおまじない的な噂も耳にした・・。
七夕の今日、７月７日の午後７時７分７秒にお願いをすると叶う・・って話があるらしい。

「え？マジに？」 ・・やってみようかな？


・・と言うわけで。　みんなの願い事が叶いますように。