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2016年03月29日
そして、めぐりあい・・。
さて、去った日曜日(27日)、「興南高校野球部第51期保護者会の集い」を開催・・。
つまり、凛太朗の時代、興南高校野球部を支えてきた面々である。
《・・第51期の最後の夏・・。》
この集いは、子供たちが卒業しても「一期一会」のつながりを消滅させることなく、
3ヶ月に一回の割合で県内各地を持ち回りしながら開催しているのだ。
前回は昨年の12月に沖縄市で開催。そして今回2回目は那覇市となった訳である。
今回はおかんの予定も空いていたので二人で出席・・。
少し遅れて到着すると、すでに美味しい料理とお酒を目の前に大盛り上がり。
20名ほどのメンバーが、あの当時と変わらない顔ぶれで揃っている。
・・ひと通り、あいさつを済ませると、さっそく近況報告。
子供たちのことや現在の興南高校の状況など、グラスを交えながら意見交換。
「もう~、大学野球では木製のバットを使用するので、折れるたびに送っている。」とか、
「今日は代打で出場し、犠牲フライを放ったみたい・・。」なんて、頬を紅潮させている。
特に耳に残ったのは、大学での部活の話・・。「バット送って~♪」との連絡を受けて、
910グラムのバットを送ったら、「10グラムばかり重いし~。」との返事・・。
「あほ~!10グラムの重さぐらい筋力を鍛えて克服せ~!」って怒りの返信したとのこと。
「あ~みんな、悪戦苦闘しながらも頑張っているんだな~。」と実感。
怒りの中にも、未だ手を焼く子供たちを高校時代と同じように支えているんだ。
それと気になるのは、やはり母校である興南高校の動向である・・。
この集まりの前日、「第63回沖縄県高校野球春季大会」の興南高校の初戦、
糸満高校に7対2で、まさかの敗戦を喫したばかりなのだ。
「応援は~?」 興南初戦敗退の知らせに驚いた中、聞いてみた。
「行ってきたけど、何か攻守ともに調子が悪かったようだ。」と感想を語る・・。
今大会第2シードで臨み、最後の夏に向けてシード権獲得を目指した。
そして昨年の夏同様、再びあの地へと第一歩を踏み出したかったのだが、
最後の夏は、更なる厳しい試練が待ち受けることになりそうである・・。
そんな話をしている中、おかんたちは自分たちの倍以上の食べ物を並べ、
食べるのとおしゃべりするのにと、怒濤のごとく口元をフル稼働させている。
どんな内容かは定かではないが、たぶん子供たちの話題であろう。
相も変わらず、お父たちよりパワフルなことはたしかのようだ。
さて、次回は6月に開催とのこと。・・しかも地域持ち回りなので、「やんばる」だそうだ。
地元でやれるのは嬉しい限りであるが、またまた受け入れが大変そうであるな~。
「やんばるは遠いから宿泊ね~♪」 お母たちから歓声が上がる。
「・・で、どこに泊まるば~?」って飲んだ勢いの提案に少したじろいだが、
ま、宿泊はないだろう・・って安易に受け止めたが、もしそうなったら大変なことになる。
現役時代を退いて、早2年・・。あの頃以上の強いつながりを感じる。
「この巡り会った機会を大事にしたいね・・。」
第51期保護者会長がウーロンハイを片手にしみじみ語ったのが印象的だ。
「保護者会長がいればこそですよ~♪」 負けずにウイスキーハイボールを注文。
「いやいや、この51期に会長やっててよかった。」 謙遜することし切り・・。
凛太朗なんか同級生も、それぞれの大学に行きながらも頻繁に交流しているらしい。
・・当然、我々も負けちゃいられないのである。
高校時代の懐かしい話から、子供たちの将来への話に発展する。
これからも第51期保護者会の集いは、ますます進行形をたどっていくだろう。
「がははは~♪」 「あははは・・。」
「うふふふ・・。」 「おほほほ~♪」 笑い声がとぎれない。
次の日も仕事にも関わらず、楽しくも嬉しい那覇の夜は更けていった・・・。
Posted by UMUサン at 22:45│Comments(0)