サンガーズ奮闘記

今日はうちのチビッ子、あかりが１５歳の誕生日を迎えた・・。


あと一日遅ければ、３月３日の「桃の節句」と一緒であったが、
その一日前っていうのが、何となくミソになっている感じがしてならない・・。

「桃の節句と一緒であれば、バリバリ女の子っぽくなっていたかもね～♪」
そんな話題があかりの誕生日には必ずって言っていいほど口に出てしまう。
・・しかも、巳年生まれのB型女子。「・・これは何かある・・。」と戦々恐々になってしまう。

まあ～たしかに、バリバリ女の子っぽくとはお世辞にもなっていないが、
不動のマイペース娘で超～負けず嫌い・・。
「誰に似たんだか・・。」なんて思わず回りを見渡してしまう。

また、今年はあかりの義務教育の最終年度・・。いろんな思い出が浮かぶ。
小学校、中学校とバレーボールに熱中し、自分らも想像できないくらいの上達を見せた。
時には喜びに天高く拳を突き上げ、ある時は悔しさに顔面紅潮し、むせび泣く・・。
その姿に自分らも一喜一憂し、同じように拳を突き上げ、その突き上げた拳で涙も拭った。


最近は、お年頃の中３で高校受験を控えているせいもあって、会話は最小限。
どこに行くにもおかんと一緒で、塾の送迎でさえ、自分が行くのに許可がいる始末。
たまに自分が担当すると、「おとんが来たば～？」なんて不満顔。

「・・・。」 少しは気遣えよな～なんて思いたくもなるが、ここは言葉を飲み込む・・。
言いたいことを言って機嫌を損ねたりすると、返ってやぶ蛇になる。
親父のそんな心遣いも、やがて分かってくれるだろうと自分に言い聞かせているのだ。

「こいつ勉強は大丈夫か～？」 居ても立ってもいられず、おかんに問いただす。
「う～ん。分からない。自分で聞けば～？」 おかんは平然と夕食をモグモグ・・。
「・・・。」 それが簡単にできれば、そんな気苦労はしない。


そんなあかりも、来週には試練の高校受験を迎える・・。
準備万端と言えるかどうかは、今のお互いの状況では確認のしようもないが、
やっていると信じ、草葉の陰から息を潜めて見守るほかないのである（笑）・・。

今日の誕生日だって、毎年の場合と違い、受験のことが頭に引っかかり、
純粋に喜ぶといった気持ちではないかもしれないのであるが、
・・ひとまず、高校受験を無事に突破し、念願の高校生へと一歩を踏み出してからなのだ。


そんな中、晴れて念願が叶った時は嬉しさ倍増で歓喜に沸き返る・・。
その時には、きっと今までの自分の健気なその姿が報われるのである（笑）～。

これからは自分の好きな道を、自分の信念で突き進むしかないし、
それがどんなことになろうとも、自分らはそれを応援するしかできないのである。

・・かといって、気負うことは何もない。今まで通りで、全然オッケーなのだ～♪





とにもかくにも・・。素晴らしい春がやってくることを祈っている・・。