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2016年02月25日
「勝って喜びを感じる学び」・・。
まあ~勝つ・・ってことは、凄い推進力になると改めて実感した次第である・・。
去った「第132回名護ブロック春季大会(第117回名護市長杯)」の準決勝戦。
初回相手の3点先制されるなどのビハインドを追いながら、逆転勝利を収めた・・。
子供たちの成長が、試合で勝利するたびに大きくなっていくことを強く感じられたのである。
そのことは、練習での雰囲気に一段と影響され、一つひとつのプレーに反映されている。
バントにしろ、走塁にしろ、アグレッシブな気持ちが伝わり、モチベーションが向上している。
不本意なプレーには子供たち同士で檄が飛び、納得いくプレーには賛同が渦巻く・・。
・・勝利することが、これほど子供たちの力を活性化させるものかと驚きさえ感じる。
「負けて学ぶことも多いが、勝って喜びを感じることの学びもある・・。」
超~弱小サンガーズ時代を経験した自分にとっては、その意味を痛いほど噛みしめてきた。
負けて当たり前の時代・・。そこには悔しさもないし、敗因さえ透明化にしてきた。
誰が悪くて、誰が良いのでもない。負けることが日常であったし、勝つことの喜びなんて皆無。
そこから脱することにもがきながら、その術にたどり着けない歯がゆさがあり、苦悩があった。
わずかながらも勝利の味覚を覚えてきたことの喜びは、忘れられない喜びを実感した・・。
そんなことが大きな原動力となり、事実、「負けて学ぶ」ことよりも
「勝って喜びを感じた学び」の方が絶大な価値があったのである・・。
「勝利至上主義」については、賛否両論、議論が白熱する昨今ではあるが、
しかし、勝利を目指していくために日々の努力を惜しまないとの「勝利主義」は、
根底に備えておかなければ、我々の思いや願いは無力化するだろうし、
日々鍛錬していくことの意味を見失ってしまうのである・・。
誤解のないよう断っておくが、「必ず勝利する」ではなく、勝利することを目標に、
日常の努力を惜しまない過程を大切にしていくってことである。
それを成就するため、我々指導者は最大限のサポートをしなければならないし、
子供たちを取り巻く父兄の皆さんも、力の限り応援をしなければならないのである・・。
勝利に沸き、そんな中にあっても不本意なことは反省を促し、次の戦いに万全を期していく。
さらに、次の戦いで勝利を目指していくための向上心を養っていくきっかけとしていく。
「勝って喜びを感じる学び」は、これからも大いに活用していきたいのである・・。
今日の練習も子供たちの元気なかけ声がこだましている・・。
次の勝利の喜びを手に入れるため、一生懸命日々努力しているのである。
そんな風景に思いを馳せながら、
勝利に向かっている日々の鍛錬が子供たちを心身共に成長させることを願っている。
さあ~、今度も「勝って喜びを感じる学び」で更なる進化を遂げていこう~♪
Posted by UMUサン at 22:45│Comments(0)