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2016年02月02日
制球難解決法・・。
去った日曜日・・。「名護市学童野球6年生送別大会」の大会2日目。
我らサンガーズは、リベンジ戦2試合に勝利し、見事(?)決勝戦への進出を果たした。
・・と言うわけで、スタッフ数名ながらも軽く祝宴を開催した次第・・。
まあ~リベンジ戦とは言え、勝利することや優勝を目指すってことは喜ばしいことであり、
当然ながら、勝利の美酒となるには至極当たり前のこと・・。
程よく酔いが回り始めると、穏やかな表情で会話も饒舌になっていくのが見て取れる。
そんな中、ある熱血夫婦から出た話が、これまた最高なのでご紹介したい・・。
この話の出所は、まーこーとカーミー夫妻・・。胡珀(4年)のおとんとおかんである。
二人とも今でもバレーボールを生涯スポーツとして嗜(たし)んでいるということもあって、
なかなかの勝負師であり、子供らに対する思いも「アスリート魂」そのものである・・。
「実はですよ・・。」と、まーこーがほろ酔い加減で口を開く。
ちょうどこの日は名護さくら祭りの開催中・・。大人も子供も祭りにざわついている。
「さくら祭りに行くんで『お小遣い』ちょうだい~♪」なんてことを胡珀が言ったのだろう
すると、おとんのまーこーが
「お前、『お小遣い』のコントロールもしっかりしていないと~!」なんて、
そんな感じで切り返したんではないだろうか・・。。
想像するに、お小遣い渡すと、ある分残らず使い切ってしまうのかもしれない。
ま、うちの竜誠も同じようなもんだ・・。あ、いや、自分もそんな感じ。人のことは言えない。
「おお~。『宵越しの金は持たない。』ってことか。何かそれ格好いいぞ~♪」って言うと、
「それがですよ・・。」とまーこーが続ける。・・そして彼の想像を超える爆弾が投下された。
その大型爆弾の投下スイッチを押したのは、おかんのカーミー・・。
「お小遣いのコントロールもできてないから、ピッチャーのコントロールもないでしょ~!」
そんな爆弾の直撃を受けた胡珀・・。何とシクシクと泣き始めたというのだ・・。
「がははは~♪」 そんな様子を見て、まーこーは大爆笑したらしい。
「ぎゃはははは~♪」 笑い過ぎてグラスを持つ手が揺れ、お酒がこぼれそうになっている。
「上手すぎる・・。」 親でしか言えないアドバイスなのだ。
そんな胡珀、今では少し制球も落ち着いた感はあるのだが、これまでは心配の種ではあった。
幾度となく制球難の嵐に見舞われ、ベンチからも応援団席からも激励の声はチーム最多。
そんな様子をまーこーとカーミーは、まさに「薄氷を履むが如く」見守っていたのである・・。
「ピッチャーの親は大変・・。」 過去にピッチャーを任された子の親御さんの言葉。
ピッチャーの出来如何で勝利を左右するほど、重要なポジションであるのは言うまでもない。
勝利には人一倍歓喜の雄叫びはあげ、敗戦の時は、誰よりも一番に責任を感じている・・。
目をそらせたくなる場面は多々、時には、その場から逃げたくなることもあったであろう。
しかし、彼ら夫婦はそんな我が子を凝視し、常に励まし続けた。・・まさに「勝負師」たる所以。
「・・お小遣いのコントロールがないからピッチャーのコントロールも・・。」って言葉は、
今までのいろんな思いが凝縮されているのかもしれないのだ・・。
大笑いした後、冷静に立ち戻り、そんなことが頭をよぎったのである。
まあ~、お小遣いとピッチャーのコントロールのことについての因果関係は、
あるかどうかは定かではないが、どちらとも大切なことであるのは間違いない。
ただ、最近の胡珀のピッチングが安定してきているのは、紛れもない事実・・。
・・ということは、「お小遣いのコントロール」が良くなってきているということのか~?
「・・ん。待てよ~?お小遣いとピッチャーの因果関係~?」
彼ら夫婦の爆笑話を聞いて、ある良い考えが頭の中で閃(ひらめ)いた~♪
「これは、もしかしたら・・・。」
さあ~、ピッチャーの制球難でお悩みの監督・コーチ、ご父兄の皆さんエトセトラ・・。
一度、そのピッチャーのお小遣いのコントロールについて確認してみては如何だろうか?
案外、そこにお悩みを解決するヒントが見つかるかもしれませんぞ~♪
Posted by UMUサン at 21:35│Comments(0)