› サンガーズ奮闘記 › 「そもそも」の話・・。
2016年01月20日
「そもそも」の話・・。
さて、今シーズンにいよいよ突入・・。どのチームも新たなメンバーを揃えて心機一転の中、
今年にかける意気込みはヒシヒシと伝わり、もうすでに熱きモードを醸し出している・・。
この時期、Aパートへ昇格するメンバーは、タイトルがかかる厳しい戦いのど真ん中に
飛び込んでいくだろうし、チビッ子たちは、さらに野球の面白さ、楽しさに触れ合う。
いろんな思いが錯綜する中、球春の扉が開かれましたね~♪
「・・で、そもそもだけど・・。」 と、いつの日かの練習試合の時、
他のチームの知り合いのお母さんが渋い顔で話しかけられてきた。
昨シーズンより、自分の子供がチビッ子BパートからA代表に昇格したとのことらしいが
最近、親父(旦那)が勝負にこだわり、子供の結果にウンチクし出してきたようで、
チームが敗戦してきたときは、暗い顔で帰ってきて、なおかつ子供が活躍できなかった時は
暗い顔からさらに険しい顔に変わり、怒り顔まで発展すると言う・・。
「あんたね~・・。」と、 我が子がめちゃくちゃ怒られているのを黙ってはおられない。
子供にガミガミ言う親父のそばで、子供を擁護するのは当たり前のこと・・がごとく、
今度は、親父とのバトルにまで発展するのが度々らしい・・。
厳しさの中にも楽しさがあり、勝負の浮き沈みよりも、まずは野球に慣れ親しむ・・こと。
これが、そのお母さんからすれば学童野球のスタート、「そもそも論」であったということである。
「そもそも、最初はボールが取れればいい~の話だったのに、ヒットが打てないどうのこうの、
試合でミスしたどうのこうのって、最初の話がすっ飛んでいるし~。」と不満顔。
「・・・。」 うん、間違ってはいないとは思うが・・。
まあ~自分もどちらかというと親父的な立場であるし、「そもそも」な話は最初だけの話で、
徐々に求めるものが強くなっていくことがステップアップの原動力になるって思っている。
そのお母さんの親父さんと何ら変わらない立場の自分に「そもそも」の話をされても、
どんな顔して聞いていればよいのか、窮してしまったのである・・。
「でも、最初の『そもそも』のままじゃいかないでしょ。やっていれば上達するだろうし、
ヒットだってファインプレーだってするようになる。そうすれば嬉しいことには変わらない。」
「・・そりゃそうだけど・・。」 お♪少しひるみかけたか~。ここで一気にたたみかける。
「ま、そもそもの話は、後々に振り返ればいい~ってことじゃない~♪」 決着に終止符をうつ。
このお母さんの問いかけに、納得させたかどうかは定かではないが・・。
例えば、見方を変えて、
「ボールを取れるだけでいい~って始めたのに、こんなに上達して~♪」って思えば、
打てなくてもミスしても、あの「そもそも」のスタート時に比べれば全然上手だし~と、
その頃を振り返れば、悔しさも薄らぎ、少し穏やかな気持ちになるかもしれない・・。
《・・最近、笑点の『大喜利』が面白くてしょうがない・・。》
うまくいった時、そうじゃない時・・、「そもそも」な話は活用次第である。
「そもそも論、うまく使えば、ハッピーエンド~♪」
おあとがよろしいようで・・。
Posted by UMUサン at 19:50│Comments(0)