サンガーズ奮闘記

さて、今日出勤する際、名護少年野球場のそばを歩いていると、
「さあ～こ～い！」って子供たちの元気な声が聞こえてきた・・。
「ん？今日は・・、月曜日だよね～？」 携帯電話で曜日を確認。
・・うん、月曜日だ。しかし、少年野球場から確かに子供たちの声が聞こえてくる。

覗いてみると、あ・・やっぱ、野球の練習をしている。
え～、あのユニホームは、名護すいらんマーリンズさんだな。
そうだ・・。昨日（１２月７日：日）は名護小学校の学習発表会で休日出校だったんで
今日は代休で学校が休みなんだ～・・。しかもよく見てみると、父兄もいっぱいいる・・。

「あ～、みんな仕事も休みにしたんだね・・。」ふと脳裏に浮かんだ。


それにしても、週初めの月曜日から野球を楽しむことができるなんて、
なんて羨ましいことだろう～ってついつい思ってしまった。
・・後ろ髪を引かれる思いで少年野球場を後にし、職場へ向かったのである。


しばらくして外勤するため駐車場に歩いていると、顔見知りの父兄から声をかけられた。
「いいね～♪月曜日から野球なんて何とも羨ましい限りだ・・。で、仕事は？」と聞くと、
「子供たちに合わせて休みました・・。ま、こんな日も滅多にないんで・・。」とにこやか。
「うん。その方がいい。自分だってそうするはずよ。」 羨ましい顔で返す・・。

「で、今日は練習～？」と再度質問すると、「あ。いや、東江と練習試合です・・。」とのこと。
そっか～。東江小学校も昨日は持久走大会で休日出校だったんで、今日は休みか～。
羨ましいところがもうひとつ出てきた・・。

「じゃあ、頑張って～♪」と声をかけて車に乗り込む前に、グラウンドを振り返ると、
子供たちのかけ声が一層大きく聞こえてくる。





そう言えば、昨日の朝の報道番組で、ある知事がこういうことを言っていた。
「週休３日にして、休日を家族と過ごす時間を長くすることで、人生を豊かにできる」
まあ～よりよい「ワーク・ライフ・バランス」の実現って言ったところだろうか・・。

つまり、仕事と生活の調和を図り、一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働いて、
仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期と
いった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる・・って話である。

ほんと、このようなことが実現できれば、羨ましい月曜日がさらに増えるってことになるな（笑）。

何とぞ、政治家の方々には頑張ってもらって・・ではなく、我々自身もその実現に向かって
積極的に関与していかなければならない・・ってことかもしれない・・。


うちのサンガーズの父兄が飲み会でしみじみと言っていた話を思い出した。
素晴らしい成績を残す子供たちを見て、「こんなに嬉しいことが続きすぎて逆に恐い・・。」って
子供たちの活躍が自分にとっても大きな喜びになっているということであろう。

子供たちと過ごす時間が嬉しく充実した時間であるならば、
その時間が長ければ長いほど、充実感や満足感が倍増となるに違いない。


「ワーク・ライフ・バランス」の実現は、我々の考え方や行動なども是非必要である。


・・しばし、皆さんもご一考してみてはいかがだろうか・・？